家畜生理学専門演習(1年後期)
 Special Seminar on Animal Physiology
 担当教員:堀口 健一(HORIGUCHI Kenichi),松山 裕城(MATSUYAMA Hiroki)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科安全農産物生産学コース
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
 国内外の学術論文から、家畜の生命現象と生産の関わりについて学び、研究の位置付けや研究の進め方への理解を深め、研究から得られた結果の書き方や考察の仕方などを習得することを目的とする。

【授業の到達目標】
 履修学生は、家畜生産に関連する幅広い研究内容を知り、家畜における生理反応と生産性の関連を理解できるとともに、
1)研究の方向性や具体的な進め方を判断できる能力を養うことができる。
2)まとめて発表する能力を身につけることができる。
3)関連研究の国内外の情報や学術論文を入手する能力を身につけることができる。

【授業概要(キーワード)】
 家畜、生命現象、家畜生産

【科目の位置付け】
 国際社会での家畜生産に関わる諸課題を抽出し、解決していく能力を身につけるため、専門的な幅広い知識を習得する。

【授業計画】
・授業の方法
 学術論文(英文等)を読み、その内容をまとめ、パワーポイントを使用して発表し、質疑応答を行う。
・日程
 ローテーションにより学術論文の内容を発表する。
 発表する学生は、学術論文の背景・目的、材料と方法、結果と考察について、他人にも理解できるようにまとめ、パワーポイントを使用して説明する。
 質疑応答を行い、必要に応じて教員からのコメントなどを加えて理解を深める。

【学習の方法】
・受講のあり方
 修士論文の研究内容と関係する学術論文を紹介し、他人が発表するときも質問するなど、積極的に発言することを希望する。
・授業時間外学習へのアドバイス
 学術論文の読解だけでなく、修士論文との関連も追及するように心掛ける。
 修士論文に引用できる学術論文は整理しておくようにしてもらいたい。

【成績の評価】
・基準
 学術論文の内容を理解して適切にまとめて説明でき、質疑に対する的確な応答ができることを合格の判定基準とする。
・方法
 発表内容の理解度や履修態度(質疑応答)などを総合的に評価して採点する。

【テキスト・参考書】
 特にない。

【その他】
・学生へのメッセージ
 英文等を読解する能力とともに、学術論文などの文献を検索する技術を体得してほしい。
・オフィス・アワー
 研究室にいるときは対応可能である。

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