【授業の目的】
ゼミ形式の演習を通じて、食農環境社会学分野の基礎及び最新の知見を得ると共に、修士論文作成に必要な社会科学的考察力を身につける。 食農環境社会学分野に於ける、国内および海外の重要文献の講読と議論、および具体的な地域を対象とした調査実習をつうじて、演習を行う。
【授業の到達目標】
本専門演習では、諸文献を題材に、ゼミ形式での討論を通じ、紋切り型・常識アテハメ主義的な状況理解の殻を乗りこえ、社会科学の難しさとおもしろさの源泉である、仮説設定視座の複数性を踏まえた考察力を養ってゆく。また、現場での調査実習を通じて、社会調査の技法も習得する。
【授業計画】
・授業の方法
原則として毎週1回おこなう。学生は最低一ヶ月に一回はゼミ報告を担当する。担当者による重要文献の紹介と、その後その内容を全員で討議する。
・日程
開講時に、受講者と話し合いの上、各人の研究テーマに即した具体的内容の詳細を決定します。
【学習の方法】
・受講のあり方
・授業時間外学習へのアドバイス
【成績の評価】
・基準
主として、ゼミ報告の準備が十分であったかどうかで評価する。ゼミ報告の準備程度:70点、討議への参加程度など:30点。
・方法
【テキスト・参考書】
紹介する諸重要文献がテキストとなる。また、授業中に必要に応じて適宜紹介する。
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