食品微生物学専門演習(1年後期)
 Seminar in Food Microbiology
 担当教員:小関 卓也(KOSEKI Takuya)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科食品・応用生命科学コース
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
醸造微生物のうち麹菌(カビ)の特性および利用について理解する。植物バイオマス等の有効活用に焦点をあて、麹菌の産生する酵素に関する最新の研究成果を取り上げ、それらの学術論文を資料にして酵素タンパク質の構造と機能および酵素遺伝子の発現制御に関する演習を行う。

【授業の到達目標】
酵素の基礎と応用について理解できる。

【授業概要(キーワード)】
応用微生物学・酵素化学

【科目の位置付け】
この演習は、醸造微生物の遺伝子や酵素についての専門知識を習得するものである。

【授業計画】
・授業の方法
学生の口頭発表・質疑応答によって進める。
・日程
主に以下の内容について演習する。

1)麹菌の特性
2)糖質代謝関連酵素の構造機能相関
3)麹菌の遺伝子発現制御

【学習の方法】
・受講のあり方
学術論文を読み、その背景や目的、実験方法、結果および考察を理解し、パワーポイントにまとめて発表する。
・授業時間外学習へのアドバイス
関連する論文をインターネットを活用して自分なりに調べてみる。

【成績の評価】
・基準
専門知識を身につけるための演習で、積極的・能動的に参画できていることが合格に基準である。
・方法
プレゼンテーションおよび演習参加点などにより、総合的に評価する。

【テキスト・参考書】
資料などは必要に応じて配布する。

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