農産物生理学専門演習(1年前期)
 Seminar in Postharvest Physiology
 担当教員:村山 秀樹(MURAYAMA Hideki)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科植物機能開発学コース
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:生物資源学専攻  科目区分:選択必修 
【授業の目的】
農産物生理化学の分野における最新のトピックスとして,果実の成熟や花の老化にかかわるエチレンの分子生物学的な研究(エチレン生合成に関与する遺伝子とエチレンレセプターの発現解析やセンスあるいはアンチセンス遺伝子を導入した遺伝子組換え体の解析など),果実の軟化やテクスチャーの変化にかかわる細胞壁成分とその分解酵素の生理学的あるいは分子生物学的な研究ならびに農産物の生理障害とその発生メカニズムに関する研究論文を用いて演習を行う。

【授業の到達目標】
農産物生理化学分野における世界のトップレベルの研究論文を通して,最先端の研究をフォローする。

【授業概要(キーワード)】
農産物,収穫後生理

【科目の位置付け】
この授業は,生物資源に関わる高度な知識と課題探求能力をみにつけるものである。(生物資源学専攻カリキュラム・ポリシー)

【授業計画】
・授業の方法
最新の研究論文を順番で紹介する。
・日程
15回すべて 最新の研究論文を順番で紹介する。

【学習の方法】
・受講のあり方
自分が発表する際には,簡潔明瞭に発表する。他の学生が発表する際には,積極的に質問する。
・授業時間外学習へのアドバイス
発表する際には,関連の論文をよく読む。

【成績の評価】
・基準
論文の内容を理解したかどうかを基準とする。
・方法
出席状況ならびに口頭発表と履修態度の内容から総合的に判断する。

【その他】
・オフィス・アワー
毎週月曜日16:10~17:10,村山秀樹研究室。

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