生物有機化学特論
 Biological and Applied Organic Chemistry
 担当教員:網干 貴子(ABOSHI Takako)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:生物資源学専攻  科目区分:選択必修 
【授業の目的】
様々な有機化合物の各種スペクトルデータを通して、各化合物の構造、性質と構造解析の方法を習得することを目的とする。

【授業の到達目標】
各種スペクトルから有機化合物の構造を推定できる。【技能】

【授業概要(キーワード)】
NMR、IR、MS

【科目の位置付け】
この授業は、有機化合物の各種スペクトルデータの読み方を習得し、そこから有機化合物の構造を推定できるようになることで、動植物・微生物が作り出す物質を研究するための専門的技術を身に付ける。(農学部食料生命環境学科植物機能開発学コースのディプロマ・ポリシー)

【授業計画】
・授業の方法
毎週宿題を出して、授業で担当者が発表。
その後、解答を解説します。
・日程
1.アルコール
2.ハロアルカン
3.芳香族化合物
4.アルデヒド、ケトン
5.エステル
6.アミン、アミド
など

【学習の方法】
・受講のあり方
毎回宿題を解いて、担当の回は発表する。
・授業時間外学習へのアドバイス


【成績の評価】
・基準
授業を通して得られた知識に基づいて、各種スペクトルのデータを読み、各化合物の構造を推定できることが合格の基準です。
・方法
出席状況と担当回の発表内容を総合的に評価します。

【テキスト・参考書】
「機器分析のてびき データ集」泉美治等監修(化学同人)

【その他】
・学生へのメッセージ
各スペクトルデータの情報を注意深く読み取り、論理的に推理して構造を導き出してください。問題をたくさん解くと上達します。
・オフィス・アワー
講義で連絡します。

67222091-2017-16-61362