細胞生化学専門演習(2年後期)
 Seminar in Cellular Biochemistry (4)
 担当教員:三橋 渉(MITSUHASHI Wataru)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科食品・応用生命科学コース
 開講学年:2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:2年  科目区分:コース選択必修, 教員免許該当科目(理) 
【授業の目的】
食品・応用生命科学における対象の一つである高等植物の分子細胞生化学的な現象につき、最新論文を材料に主に研究法や結果の読み方について演習を行う。また、高等植物の分子細胞生化学的な現象につき、最新論文を材料に主に研究法を理解し、結果の読み方を取得する。これらの演習によって食品・応用生命科学における専門的な知識、情報処理方法、検証力、科学的思考力、問題解決能力を身につけることを目的とする。

【授業の到達目標】
高等植物の分子細胞生化学的な現象を扱った論文を読み、主に、生化学的、分子生物学的、および生理学的な解析法、量的現象の解析法、質的現象の量的な解析概念、量的および質的データのまとめ方、結果の読み方、モデルの作成法、の演習によって食品・応用生命科学における専門的な知識、情報処理方法、検証力、科学的思考力、問題解決能力を身につけることを到達目的とする。

【授業概要(キーワード)】
高等植物、細胞生化学

【科目の位置付け】
演習

【授業計画】
・授業の方法
セミナー形式
・日程
1. 生化学的、分子生物学的、および生理学的な解析法
2. 量的現象の解析法
3. 質的現象の量的な解析概念
4. 量的および質的データのまとめ方
5. 結果の読み方
5. モデルの作成法
6. その他

【学習の方法】
・受講のあり方
最新の論文を紹介する形でセミナーをすすめる。
・授業時間外学習へのアドバイス
担当学生は事前に論文を熟読し、その論文の研究目的、方法、結果、結果の評価、等につき発表を行ってもらいます。レジメを作る等して十分な説明ができるような準備すること。
演習後、理解できなかった点は教員に確認する、あるいは独自に調べる等して、理解を深めておくこと。

【成績の評価】
・基準
演習に積極的に参画し、演習を通して得られた知識や経験に基づいて主体的に考察し、応答できることが合格の基準です。
・方法
授業参加点、演習時の質疑応答、事前の予習状態、等から総合的に判断する。

【テキスト・参考書】
適宜指定
細胞工学別冊「植物細胞工学シリーズ各巻」秀潤社

【その他】
・学生へのメッセージ
高等植物の細胞生化学的な研究について、実験では取得が困難な基本的な考え方を演習します。
本演習は人数制限があります。希望者は事前に教員と相談して下さい。
・オフィス・アワー
可能な限り質問を受け付けるが、出来るだけ事前に予約して欲しい。

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