【授業の目的】
生物多様性原則を踏まえた分権的かつ伝統的な資源管理システムを理解します。
【授業の到達目標】
森林をはじめとする資源は、自然現象とともに人間社会による人為的な歴史の結果にもとづく社会現象です。本科目は、自然と社会の両方の観点から資源問題を取り上げます。生物多様性原則を踏まえた分権的かつ伝統的な資源管理のシステムについて、文献にもとづいて考察します。
【授業概要(キーワード)】
生物多様性原則、持続可能な経営と管理、分権的伝統的資源管理システム
【科目の位置付け】
選択必修科目
【授業計画】
・授業の方法
開講方法は、ゼミ形式による文献(著作、論文、ジャーナルなど)の輪読と討論。
・日程
1.人間社会と資源利用の歴史 2.経済発展と環境保全問題 3.生物多様性原則成立の背景 4.持続可能な経営と管理の展開 5.分権的伝統的資源管理システムのあり方
【学習の方法】
・受講のあり方
主体的に受講し積極的に発言してください。
・授業時間外学習へのアドバイス
生物多様性は一国内で完結する問題ではありません。世界各国の様々な資源管理や生産構造について知るためにも、日常的に様々な文献等にふれて知見を広げる必要があります。
【成績の評価】
・基準
100点満点とし、レポート(70%)と履修態度並びに出席状況(30%)を総合的に判断して評価します。
・方法
試験は実施しません。上記基準にもとづいて総合的に判断し評価します。
【テキスト・参考書】
講義時に文献を指定します。
|