【授業の目的】
戦前の国土開発ならびに戦後の高度経済成長や国土政策の展開と、それによる村落構造変動との連関について、主に社会学的な立場から理解する。
【授業の到達目標】
高度経済成長、村落構造、社会変動、開発などの基礎的概念を理解する。そのうえで関連する専門的文献を講読、論評、討論する能力を身に付ける。
【授業概要(キーワード)】
村落構造、社会変動、開発、高度経済成長、国土政策、電源政策
【科目の位置付け】
戦後の農山村の歴史的経緯を社会科学的な立場から理解することを目指す科目である。
【授業計画】
・授業の方法
ゼミ形式による討論
・日程
下記のそれぞれのテーマについて2~3コマを使い、計14回の文献講読および討論を行う。第15回目はまとめと総合討論にあてる。 1.農業構造の変化と村落構造の変動 2.条件不利地域における村落構造の変動 3.林産業の構造変化と林業の担い手の変化 4.山村地域の主要産業とその変化 5.山村地域における社会関係の変化 6.開発に伴う地域の環境と生活の変化 7.近年の自治(自治体・集落・コミュニティ)の役割の変化
【学習の方法】
・受講のあり方
指定する文献を読み、要約と論点を作成したうえでゼミに臨む。
・授業時間外学習へのアドバイス
指定する文献以外に関連の資料を自分で収集しそれをよく整理すること。
【成績の評価】
・基準
高度経済成長、村落構造、社会変動、開発などの基礎的概念を理解する。そのうえで関連する専門的文献を講読、論評、討論する能力を身に付ける。
・方法
レポートおよびゼミ発表を評価対象とする。
【テキスト・参考書】
受講者の希望も考慮したうえでその都度指定する。
【その他】
・学生へのメッセージ
国土政策学特別演習(1年前期)とあわせて受講することが望ましい。
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