地盤環境工学特別演習(1年前期)
 Survey of Geoenvironment
 担当教員:奥山 武彦(OKUYAMA Takehiko)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科水土環境科学コース
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:生物環境学専攻  科目区分:選択必修 
【授業の目的】
地盤の構成要素と物理的特性,原位置調査法,物理探査法についての基礎および応用理論を修得し,諸問題における実務的な適用について学ぶ。
地盤は社会,生活,生産が成り立つ基盤であるが,その内部環境を直接目にすることはできないので,地下の現象を間接的に調査・探査する手法が必要である。間接的な物理量として得られるデータを解釈して現象を評価するための理論と手法について学ぶ。

【授業の到達目標】
原位置における地盤調査,物理探査の理論と方法,関係するJIS等の技術基準について習得し,実務で使えるようになる。

【授業概要(キーワード)】
地盤調査,地盤工学,物理探査

【科目の位置付け】
社会のニーズを考慮した専門性の高い知識と技術を習得できるよう,地盤環境に関わる実践的な教育を行う。

【授業計画】
・授業の方法
各項目について実験実習を交えた講義と演習,事例研究を行う。
・日程
1. 地盤の構成要素
2. 地盤調査の実務
3. 土の基本的性質に関する試験
4. 土の水理に関する試験
5. 土の力学性に関する試験
6. サウンディング試験
7. 現場透水試験
8. 斜面安定解析

【学習の方法】
・受講のあり方
地盤工学,土壌物理学,測量学等の知識が基礎となる。
・授業時間外学習へのアドバイス
テーマに関連する基礎的知識を予習しておく。
データの整理と解析を通して考察を行う。

【成績の評価】
・基準
事象を正確,論理的に捉え,課題を的確に分析してまとめることができることを合格の基準とします。
・方法
レポート,課題演習

【テキスト・参考書】
関係する論文等を紹介する。
地盤材料試験の方法と解説(地盤工学会)
地盤調査の方法と解説(地盤工学会)

【その他】
・オフィス・アワー
随時,研究室を訪ねてください

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