農地物理学特別演習(1年前期)
 Practice for Soil Physics
 担当教員:安中 武幸(ANNAKA Takeyuki)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科水土環境科学コース
 開講学年:1年,2年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
土壌における水移動を明らかにする上で必要な基礎事項(概念、基礎方程式、手法)について、文献講読や手法学習等を行う.

【授業の到達目標】
本演習を受講した学生は、
(1)農地土壌等における水移動に関する基礎事項を述べることができる。【知識・理解】
(2)基本的な土壌水分の測定や解析を行うことができる。【技能】

【授業概要(キーワード)】
ダルシー式、リチャーズ式、土壌水ヒステリシス

【科目の位置付け】
本演習は、高度な専門技術を習得するものである.

【授業計画】
・授業の方法
解説とディスカッションを交えた文献講読、および測定や解析手法の演習を行う.
・日程
1.はじめに
2.水移動の基礎方程式 ①連続式(水の質量保存則)
3.水移動の基礎方程式 ②Darcy式とDarcy-Buckingham式
4.水移動の基礎方程式 ③Richards式
5.水分特性とヒステリシス ①水分特性の測定とモデル式
6.水分特性とヒステリシス ②土壌水ヒステリシスの水移動への影響
7.水分特性とヒステリシス ③土壌水ヒステリシスのメカニズム
8.おわりに

【学習の方法】
・受講のあり方
文献はあらかじめよく読んでおくこと.
・授業時間外学習へのアドバイス
文献を読んで分からないところは、専門書や他の文献にあたって調べる習慣をつけると良い.

【成績の評価】
・基準
土壌水移動の基礎事項とともに測定や解析手法を理解することを合格の基準とします.
・方法
受講態度とレポートによります.

【テキスト・参考書】
必要に応じて紹介します.

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