水文環境学特別演習(1年後期)
 Special Practice on Environmental Hydrology
 担当教員:梶原 晶彦(KAJIHARA Akihiko)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科水土環境科学コース
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
水質データ解析,数値シミュレーション

【授業の到達目標】
様々な水文現象を対象とし、解析のための研究計画手法、シミュレーション手法を身につける。

【授業概要(キーワード)】
水質,水文,数値モデル,シミュレーション

【科目の位置付け】
高度専門職業人,研究者,博士課程進学を目指す学生を対象とした技術演習として,前期に引き続き,シミュレーション解析手法,解析結果の利用方法など実践的な演習を行う。

【授業計画】
・授業の方法
前期に採取したサンプルを使用して,種々の水質測定を行う。数値モデルの作成手法を学び,分析結果を用いてシミュレーションを行う。
・日程
ガイダンス
水質分析① 栄養塩測定
水質分析② 溶存イオン測定
分析結果の考察
数値シミュレーション法① タイムスケールとモデルの選定
数値シミュレーション法② 数理モデルの構築方法
数値シミュレーション法③ モデルの校正
本演習のまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
実験室内での分析と数理モデルが中心となる。必要となる数学的な知識については学部授業の内容をよく復習しておくこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
実際の分析結果とシミュレーション結果について考察を深めていただきたい。

【成績の評価】
・基準
実験室内での分析機器の取り扱いに習熟すること。数理モデルの構築方法を学び,実践的に使いこなすことができるようになること。
・方法
演習への取り組み(60%)、演習成果(40%)により総合的に判定する。

【テキスト・参考書】
特に指定しない。必要な時はその都度配布する。
水質分析に関する参考書:環境分析ガイドブック,日本分析化学会編,丸善出版 など
数理モデルに関する参考書:生態系とシミュレーション,楠田哲也ら,朝倉書店

【その他】
・学生へのメッセージ
数学が苦手な人でも,意欲的に取り組んでもらえれば必ず習得できます。
・オフィス・アワー
随時

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