森林施業学特論
 Forest Management
 担当教員:未定
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科森林科学コース
 開講学年:1年,2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
※担当教員未定のため、詳細については後日掲示します。以下は前年度の内容ですので、ご参照ください。

森林の持続的な利用・管理計画を立てる際に必要となる理論と技術について講義する。森林経営の特殊性、森林調査による情報収集と情報解析方法、各種の森林成長モデルとそれを応用した収穫予測方法、木材収穫の保続を実現するためにヨーロッパや日本で発展してきた森林施業の歴史と今後の森林施業の在り方、長期にわたる森林経営の収益と費用の評価方法、日本の森林計画制度の現状と課題、森林管理をめぐる国内外の最近の動向などについて解説する。

【授業の到達目標】
地球上の物質循環の中で森林施業の役割を理解することを目標とする。

【授業概要(キーワード)】
森林構造,時空間解析,森林計画,森林施業,シミュレーション

【科目の位置付け】
生物環境科学専攻の具体的な教育目標の1,2の位置づけ

【授業計画】
・授業の方法
授業は大きく分けて5つの課題について講義を行なう.講義はそれぞれの課題毎に2~3回行なう。
・日程
・空間情報の効率的収集方法と解析手法について
・個別森林時空間シミュレーション・モデルについて
・森林環境の保全と管理計画へのGISの応用について
・各種の密度管理手法
・保続概念、法正林、作業種、伐期、材積表、収穫表

【学習の方法】
・受講のあり方
各自が設定する到達目標を決める際に,各自の研究との関連性を重視すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
当初は各自の研究と課題との関連性を明確化すること.以後は受講によるメリットを評価すること。

【成績の評価】
・基準
出席回数が2/3以上の学生を評価対象とする.各課題ごとの理解度の自己評価と教員による評価を総合して評価する。
・方法
各課題ごとの理解度を5段階での自己評価および教員による評価を行なう,この合計点を100点満点に換算する。

【テキスト・参考書】
Nobori, Y., (2000) Forest Window, 100pp, Japan Society of Forest Planning Press, Tokyo.
斎藤員郎: 生物圏の科学,206pp, 共立出版,1992

【その他】
・オフィス・アワー
金曜日、12:00~13:00

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