生物環境学特別講義Ⅳ
 Special Seminar in Bioenvironment Ⅳ
 担当教員:武田 一夫(TAKEDA Kazuo)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科森林科学コース
 開講学年:1年,2年  開講学期:通年  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:生物環境学専攻  科目区分:選択必修科目 
【授業の目的】
寒冷地の自然現象と人との関わり

【授業の到達目標】
寒冷地で起こる様々な自然現象を理解するとともに、人との関わりについて興味をもって自ら事象を探索する。基本的な事象を人に説明でき、文章でまとめられるようにする。

【授業概要(キーワード)】
寒冷地、雪・氷・凍土、気象、地形、植物、森林、遊牧、農業、北極圏

【科目の位置付け】
専門教育

【授業計画】
・授業の方法
プリントを配布し、パワーポイントを用いて講義する。
・日程
集中講義
 (1)寒冷地の自然現象 雪・氷・凍土
 (2)植物がつくる氷の芸術 シモバシラ
 (3)北海道の地形・気象と農業
 (4)モンゴルの気象環境と水文
 (5)モンゴルの森林と遊牧
 (6)北極圏の自然
 (7)理系の文章術(レポート提出にあたり)

【学習の方法】
・受講のあり方
知識を得るだけでなく、なぜその場所でそのような事象が起こるのか、疑問を持って自ら考える意識をもっていただきたい。
・授業時間外学習へのアドバイス
知らない世界のことを知ることにより、身の回りで起こる事象を客観視できるようにする。

【成績の評価】
・基準
講義の趣旨を理解し、レポートの内容で習熟度に達したものを合格とする。
・方法
講義終了時に課すレポートによって評価する。

【テキスト・参考書】
参考書:理科系の作文技術(木下是雄著、中公新書)、サイエンスライティング入門(落合洋文著、ナカニシヤ出版)

【その他】
・学生へのメッセージ
大学、社会を問わず、文章を書く機会は多い。しかし、人に誤解なくわかりやすい文章を書くことは難しい。レポートを作成する上で、自信をもって文章が書けるように、そのポイントを最後のひとコマで話したい。

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