自然科学特論
 Advanced Lectures in Natural Science
 担当教員:新井 真人(ARAI Masato)
 担当教員の所属:理学部
 開講学年:2年(平成28年度以前入学者用)  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:理工学研究科(理学系)博士前期課程  科目区分:研究科共通科目 
【授業の目的】
自然科学のトピックスを英語で理解し発信する能力を身につける。

【授業の到達目標】
当研究科(理学系)のカバーする専門分野を含む自然科学分野の最新の話題ついて英語で学習することによって、広い科学的見識を養うことができる。また、国際化に対応した英語のコミュニケーション能力の獲得ができる。

【授業概要(キーワード)】
自然科学、プレゼンテーション、英語コミュニケーション

【科目の位置付け】
自らの専門分野やそれ以外の学問領域を学び、幅広い理学の知識を英語を通して身につける(理工学研究科博士前期課程(理学系)カリキュラム・ポリシーの3に対応)。

【授業計画】
・授業の方法
講義は全て英語で行われる。授業中は適宜課題を解いてもらう。また、受講者によるショートプレゼンテーションも行われる。
・日程
第1回目 ガイダンス
第2回目 物質の構造
第3回目 要旨の作り方
第4回目 動物の磁気感覚
第5回目 天然原子炉
第6回目 プレゼンテーションの作り方
第7回目 プレゼンテーションの準備
第8回目 ショートプレゼンテーション1
第9回目 光合成
第10回目 孤立波と科学
第11回目 素数
第12回目 地球の内部構造とニュートリノ
第13回目 宇宙の成り立ち
第14回目 プレゼンテーションの準備
第15回目 ショートプレゼンテーション2
(注)受講者数や進度により予定は適宜変更します。

【学習の方法】
・受講のあり方
次の授業で用いるスライドのコピーを配布するので、それを予習して授業に臨むこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
簡単な英語の教材(テキスト・参考書欄参照)を用いて、毎日英語を聞く、話す、書くという練習を行うことが望ましい。また、学習中に文法について曖昧な点があった時には、調べてはっきりさせておくこと。このような学習を長く続けることが英語力の向上になり、ひいてはTOEFL、TOEICなどの点数の向上につながる。

【成績の評価】
・基準
講義で説明された自然科学の話題について理解し、英語で表現できること。またプレゼンテーションに参加し、質疑応答を積極的、能動的に行えること。
・方法
授業中の課題50%、ショートプレゼンテーション50%で評価を行う。

【テキスト・参考書】
テキスト:授業中に適宜プリントを配布する。
参考書:特に英会話を上達させたい学生には、英会話・ぜったい・音読 【入門編】(講談社インターナショナル)を勧める。

【その他】
・学生へのメッセージ
授業はすべての分野の学生が理解できるような一般的な話をする。英語は毎日の学習がものを言うので、少しずつでも良いので必ず毎日学習することを勧める。
・オフィス・アワー
研究室に在室中の時間に随意。

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