【授業の目的】
大陸成長に至る岩石成因論
【授業の到達目標】
・相平衡を基本とする岩石成因論の基礎を理解する。 ・大陸および超大陸成長の概念を理解する。 ・花崗岩および岩体中の包有物を利用し、インド大陸およびヒマラヤの進化を理解する。 ・英語の授業を通じて、国際的な素養を身に着ける。
【授業概要(キーワード)】
相平衡、岩石成因論、花崗岩、包有物、大陸成長
【科目の位置付け】
理工学研究科博士課程前期の「教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)2」に対応する。
【授業計画】
・授業の方法
講義の大部分は、パワーポイントを用いて実施します。パワーポイントのコピーは個々の講義に先がけて学生に配布します。
・日程
1.2成分系の相律、2.相平衡下における2・3成分系の結晶化と溶融、3.インドの地質、4.ヒマラヤの進化、5.大陸および超大陸をもたらす大陸成長、6.インドにおける花崗岩および岩体中の包有物、7.インダスおよびショーク構造帯の火成作用
【学習の方法】
・受講のあり方
疑問の点はそのままにせず、講義時間中および休憩時間においても積極的に質問することが重要です。
・授業時間外学習へのアドバイス
配布資料を用いて、講義後復習を行ってください。
【成績の評価】
・基準
講義内容、特に岩石成因論と大陸成長について理解し、自身の言葉で回答できることを到達基準とします。
・方法
講義中のテスト(選択方式および1語か2語もしくは1文から2文で解答する形態の問題)により、基準に達しているかを判断します。
【テキスト・参考書】
なし
【その他】
・学生へのメッセージ
英語は科学分野において非常に強力な言語です。質問をどうぞ躊躇しないでください。
・オフィス・アワー
講師の所属:Kumaun大学地質学科教授 分野内連絡先:中島和夫、加々島慎一、湯口貴史
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