【授業の目的】
教員の指導のもとに現代理学から研究課題を設定し、対象の理解を深めるとともに理論の応用や研究方法を学ぶ。
【授業の到達目標】
研究課題に関する基礎的文献および専門的文献を輪講することにより、課題に関する高度な知識やその活用、さらに論理的思考能力や論理的表現力を身につける。同時に、必要な情報を収集する能力やコミュニケーション能力を身につけ、主体的かつ創造的な学修態度をもつようにする。
【授業概要(キーワード)】
文献購読、論理的思考力、情報収集能力、コミュニケーション能力
【科目の位置付け】
課題の発見・解決能力や研究基礎力の向上を図るとともに、先端的な研究内容を理解し、説明する能力の修得を目的として開講される(理工学研究科博士前期課程(理学系)のカリキュラム・ポリシー)。
【授業計画】
・授業の方法
1年の前期・後期、2年の前期・後期の2年間にわたって輪講を主とする演習を行う。
・日程
第1回:ガイダンス(輪講の日程を解説し、文献検索の手法の習得と演習を行う) 第2回:文献選択、分担割り当て(各自のテーマに合わせて複数の文献の候補を選ぶ) 第3回:文献内容に関する予備知識の解説(各自の選択肢分野の知識を習得する) 第4回:輪講及び議論1(文献内容の輪読と論文の構成の理解) 第5回:輪講及び議論2(文献内容の理解と質疑応答による疑問点の解決) 第6回:輪講及び議論3(文献内容の詳細な理解) 第7回:輪講及び議論4(文献内容の発表と質疑応答) 第8回:前半のまとめ(第7回までの内容をまとめ、問題点の整理) 第9回:輪講及び議論5(新たな文献の検索と選定) 第10回:輪講及び議論6(文献内容の理解、解説および質疑応答) 第11回:輪講及び議論7(文献内容の詳細な理解) 第12回:輪講及び議論8(文献内容の発表と質疑応答) 第13回:輪講及び議論9(輪講内容の文書化) 第14回:輪講及び議論10(作成した文書の相互評価と改善) 第15回:学習内容の整理、今後の課題についての議論
【学習の方法】
・受講のあり方
・授業時間外学習へのアドバイス
【成績の評価】
・基準
(1)研究課題に関する高度な知識やその活用、さらに論理的思考能力や論理的表現力を身につけている。 (2)研究課題に関する必要な情報を収集する能力やコミュニケーション能力を身につけている。 (3)主体的かつ創造的な学修態度を持っている。
・方法
内容の理解度、発表の準備状況(理解の深さ、内容の整理、表現)、議論へ参加状況などにより総合的に評価する。
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