プロジェクト演習Ⅱ
 Project Research Ⅱ
 担当教員:社会システム専攻の教員
 担当教員の所属:社会システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
法学、政治学の学問分野において、大学院生が研究を進める上で欠かせない基礎的・基本的な研究方法と論文の執筆方法を習得する。
本年度の担当教員は、高倉新喜・松本邦彦である。

【授業の到達目標】
大学院生が研究を進める上で必要な基礎的・基本的な研究方法を習得するとともに、そうした方法を用いて修士論文の準備に資するようなレポートを作成できる。

【授業概要(キーワード)】
研究・調査方法

【科目の位置付け】
社会システム専攻の共通科目

【授業計画】
・授業の方法
講義担当者が事前に掲示した内容・手順に基づいて15回の講義や実習を行う。
・日程
法学の分野のプロジェクト演習の一つの例
第1~2回:テーマの選定と先行業績の検索 第3~5回:先行業績の分析 第6~7回:判例分析の方法の学習 第8~10回:関連判例と文献の分析・検討 第11~12回:論文のアウトラインの作成 第13~14回:論文の執筆と註の作成 第15回:まとめ
開講前に各担当教員が、別途、掲示する。

【学習の方法】
・受講のあり方
テキストや資料を読み、問題意識を高めて、調査や分析、論文執筆の各段階ごとの作業に主体的に取り組み、疑問点を明確にして演習に臨むこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストや資料を読み、問題意識を高めて、調査や分析、論文執筆の各段階ごとの作業に主体的に取り組むこと。特論や特別研究の学習との連携も念頭に置いて取り組むこと。

【成績の評価】
・基準
指導を受けた事項の理解、手法の習得の度合いを基準とする。
・方法
指導への対応に照らしたプロセス評価と、学期末に提出するレポートにより評価する。

【テキスト・参考書】
担当教員が講義開始日前に指示する。

【その他】
・学生へのメッセージ
大学卒業後、研究から離れていた期間が長い場合が多いと考えられる社会人大学院生のために設置された演習科目です。
学部生として卒業論文を執筆して時間を経ずに大学院に進学したような場合には、必ずしも履修することが適切とは言えません。
これに対して、経済学・経営学・地域政策の分野を研究する目的で入学したが、調査研究の範囲をそれ以外の学問分野にも拡げようとする場合には、履修することが望ましい演習科目です。
母国語が日本語ではない外国人留学生等が、日本語の運用能力を高めるようとする場合にも、履修することが望ましい演習科目です。
2つのプロジェクト演習2が開講されるので、選択して履修することになります。
・オフィス・アワー
各指導教員の担当科目のシラバスを参照すること。

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