英語語法論特別演習
 Seminar on Lexical and Constructional Grammar
 担当教員:鈴木 亨(SUZUKI Toru)
 担当教員の所属:文化システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
英語の語彙と構文における文法のしくみについて考察する。専門論文を読み、文法理論上の争点や分析手法を理解するとともに、英文テキストの精査を通じて、具体的な事例における語彙的意味と構文的意味の相互的な関係を実践的に読み解いていく。

【授業の到達目標】
語彙・構文研究の専門論文を読む基礎的な訓練を通じて、文法研究の基本的な思考法を身につける。英文テキストにおける具体的な事例の検討を通じて、意味解釈にかかわる文法のしくみについて理解を深め、文法面での分析的な読解力を向上させる。

【授業概要(キーワード)】
文法、語彙、構文、意味解釈、語法

【科目の位置付け】
人間科学・言語科学領域・演習

【授業計画】
・授業の方法
専門論文を読みながら、語彙と構文に関わる文法理論上の争点や分析手法を理解するとともに、英文テキストの精査を通じて、具体的な事例における語彙的意味と構文的意味の相互的な関係を実践的に読み解いていく。
・日程
学期中に3-4本の専門論文を読み、その内容を批判的に検討する。また、1回の授業で5-10ページ程度の英文テキストを素材として、具体的な事例の分析的な読解を進め、それについて議論をする。専門論文と分析用英文テキストについては、受講生の専門分野と背景知識に応じて最終的に決定する。

【学習の方法】
・受講のあり方
受講者ごとに担当をあらかじめ決めて、論文および英文テキストについて報告し、それについて議論をする。
・授業時間外学習へのアドバイス
あらかじめプリントで配付する論文と英文テキストを精読し、報告内容をまとめる。

【成績の評価】
・基準
授業内容の理解度、およびそれに基づいて言語事象を分析的に読解する基礎的能力を身につけることができたかどうかを、学期末レポートと授業での報告や議論等、積極的な参加状況から総合的に評価する。
・方法
学期末レポート(50%)、授業への積極的な参加状況(50%)。

【テキスト・参考書】
必要に応じてプリントを配付する。
参考文献は、トピックに応じて授業で紹介する。

【その他】
・オフィス・アワー
月曜9/10校時

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