【授業の目的】
認知心理学では，人間の認知機能について実験的に検討し，そのメカニズムを探る。本講義では，人間の知覚，注意，記憶のメカニズムに焦点をあて，実験心理学の方法論による最新の研究成果について触れる。
【授業の到達目標】
とくに、知覚，注意，記憶といった問題に関する理解を深め、履修者が独自の研究計画を立てられるようになること。
【授業概要（キーワード）】
視覚情報処理
【授業計画】
・授業の方法
講義ただし文献講読および実験を含む場合がある。
・日程
1. 注意研究の歴史と視覚的注意
2. 視覚探索
3. 空間以外への注意
4. 抑制
5. 記憶と見落とし
6. 注意と記憶の容量
7. 視覚探索と記憶
8. 心理物理学
9. 視覚の特性と視覚の生理学
10. 画像の基礎と視覚情報処理
11. 色覚
12. 運動
13. 奥行き
14. 物体認知
15. 全体のまとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
少人数の授業となるので授業中の質問など積極的な参加を歓迎する。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業内容はプリントで配布するので，それをもとに予習・復習することを推奨する。
【成績の評価】
・基準
視覚情報処理について確実な知識を持ち、具体的な問題に対してアプローチ
する手法を提案できることが評価の基本水準。
・方法
授業中に複数回課すレポートにより評価する。
【テキスト・参考書】
必要に応じてプリントを配布する。
【その他】
・オフィス・アワー
月・火曜日 10:00~13:00 大杉研究室 tosugi@human.kj.yamagata-u.ac.jp
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