英米哲学特別演習
 Seminar on Anglo-American Philosophy
 担当教員:清塚 邦彦(KIYOZUKA Kunihiko)
 担当教員の所属:文化システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
この講義では、言語哲学、記号論、美学、心の哲学、倫理学などを中心に、英語圏の哲学における関連議論を取り上げ、基本的な概念・命題の意味の確認を通じて問題状況の理解に努めます。どのテーマに絞るかについては初回のガイダンスのさいに受講者の希望・関心を踏まえ決定します。また、受講者の関心・必要に応じ、哲学の古典を原文で読む訓練に力点を置くことも考えます。

【授業の到達目標】
授業の中で取り上げる一連の哲学理論について正確な理解を身につけること。またそれを踏まえて自らの考えを形成し、論ずることができること。

【科目の位置付け】
思想歴史論・思想文化領域・特別演習。
思想文化領域全般に通じる「専門基礎能力」の育成を目指す。

【授業計画】
・授業の方法
初回に受講者の希望をふまえて相談のうえ、今学期のテーマの特定を行い、必要に応じてテキストを選定する。第2回目以後は、取り上げるテーマに応じて、講義もしくはテキストの読解作業を進めてゆく。受講者の必要・関心に応じて、英語テキストを指定し、学術文献の読解能力の育成に力を入れる。
・日程
初回に受講者の希望をふまえて相談のうえ、今学期のテーマの特定を行い、必要に応じてテキストを選定する。第2回目以後は、取り上げるテーマに応じて、講義もしくはテキストの読解作業を進めてゆく。

【学習の方法】
・受講のあり方
講義の際に疑問点があれば質問して確認すること。
授業の中で質問・意見を募ったり、ランダムに指名して質問する場合があります。また、出席確認もかねて所定の設問についての意見を記入して
もらうことがあります。その種の意見表明の場も活用することで、授業内容をより能動的に消化してもらえることを期待しています。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業後、テキストや補足資料に改めて目を通して内容を再確認し、疑問点や自分の考えを整理しておくこと。また、必要に応じて関連文献・資料を調べ、考えること。

【成績の評価】
・基準
ふだんの受講態度、および期末レポートを通じて、この講義で取り上げたテーマについての適切な理解と問題意識が身についているかどうかを評価する。
・方法
平常点40点、期末レポート60点。

【テキスト・参考書】
テキストは未定。
参考書については授業のさいに随時、指示する。

【その他】
・オフィス・アワー
場所:清塚研究室(人社2号館4F)
kiyozuka@human.kj.yamagata-u.ac.jp
前期:月曜日13:10-14:20
後期:月曜日14:50-16:20

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