【授業の目的】
17~20世紀、北アジア世界の大部分は清朝の統治下にあった。清朝統治は北アジア世界にいかなる変容を与えたのか。この問題は近現代東アジア史を考える上でも重要と考える。この特論では、主にモンゴル地域を中心に、清朝統治とその社会史的意義について考察する。
【授業の到達目標】
修士論文執筆に必要な基礎知識、基礎能力を身に付ける。
【科目の位置付け】
思想歴史論・歴史文化領域・特論
【授業計画】
・授業の方法
授業は講義形式だけでなく、必要に応じ受講者にも論文や原典史料などを読解させ、それを基に議論させる。
・日程
1,ガイダンス 2,基本的時代背景の解説 3-5,先行の整理 6-10,清朝統治とモンゴル社会 11-14,近現代東アジアを考える 15,まとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
授業では、参加者全員の活発な議論を求める。
・授業時間外学習へのアドバイス
参加者全員が配付資料やテキストに目を通しておくことが望ましい。 授業で話題に上った関係書籍を各自読むことが望ましい。
【成績の評価】
・基準
学期末レポートおよび毎回の学習状況によって判断する。
・方法
学期末レポート70点、平常点30点
【その他】
・オフィス・アワー
水曜日 13時00分~14時40分 中村研究室(人文学部2号館4階)
|