日本近世史特別演習
 Seminar on Japanese Early Modarn History
 担当教員:岩田 浩太郎(IWATA Koutarou)
 担当教員の所属:文化システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
日本近世史における諸問題について知識を深め、古文書解読を含めその研究方法について認識することを目的とする。

【授業の到達目標】
 日本近世史の研究状況について知識を得て説明できる。【知識・理解】
 日本近世社会の構造と特徴を歴史的に分析する方法と視点を学び、研究実践することができる。【技能】
 日本近世史研究から学んだ研究方法を自己の研究に活かすことができる。【習慣・態度】
 

【授業概要(キーワード)】
日本近世、幕藩体制、地域社会、民衆文化

【科目の位置付け】
思想歴史論分野・歴史文化領域・特別演習

【授業計画】
・授業の方法
 研究史上重要かつ最新の論文を選び、輪読をし、解説をする。その研究史上の意義や問題点について議論をおこなう。また、教員から適宜必要な知識につき講義をおこなう。古文書解読をおこなう。
・日程
 各回受講生と相談して決める。
 輪読する文献ないし古文書史料を各回の事前に決定・提示する。

【学習の方法】
・受講のあり方
 輪読する論文の方法や視点を学ぶ。授業における議論から、研究史の大きな流れにおける各論文のオリジナリティに着目する。
 古文書解読においては『くずし字用例辞典』を活用して練習を繰り返す。
・授業時間外学習へのアドバイス
「予習のあり方」輪読する論文を熟読し、疑問点を把握して授業に臨む。古文書解読の予習を十分におこなう。
「復習のあり方」関連する論文を読み進める。

【成績の評価】
・基準
 輪読の報告、議論、古文書解読を積極的におこなったことが評価の前提となる。その上で、「到達目標」に記した事柄を基本的に達成したことが合格の水準となる。
・方法
 上記の水準 100点。毎回出席が前提。

【テキスト・参考書】
随時指定する。
随時指定する。

【その他】
・オフィス・アワー
(後期)月曜 午前11時~午後1時 岩田研究室

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