北アジア史特別演習
 Special Seminar in Northern Asian History
 担当教員:中村 篤志(NAKAMURA Atsushi)
 担当教員の所属:文化システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
清末から近代における北アジア史関連の基礎資料を読解する。漢語・モンゴル語・英語などで書かれた歴史上の重要史料を読みながら、文書の読解能力を身に付けると共に、その史料が書かれた歴史的背景についても考察を加える。
多言語史料にふれることで様々なタイプの文書読解能力をつけ、当時の国際情勢などをふまえて多角的な視野から問題を考える力を身に付ける。

【授業の到達目標】
研究に必要な文書読解力、特に原典から問題を抽出する能力の向上を第一の目標とする。

【科目の位置付け】
思想歴史論・歴史文化領域・特別演習

【授業計画】
・授業の方法
こちらが用意する原典史料を読解し訳文を作成する。それを基に句法の分析や訳の確定をおこない、可能な限り、時代背景などについて互いの意見を出し合い、議論を深める。
・日程
1,ガイダンス
2,時代背景の解説
3,史料読解のポイント
4-14,原典史料の読解とその解説
 ※詳細は、受講生と相談の上決定します。
15,まとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
史料読解では各種の辞典を使う(初回に指示する)。授業では、参加者全員の活発な議論を求める。
・授業時間外学習へのアドバイス
担当者以外にも必ず発言を求めるので、参加者全員がテキストを熟読し、質問・発言事項を考えておくこと。
授業で話題に上った関係書籍を各自読むことが望ましい。

【成績の評価】
・基準
学期末レポートおよび毎回の学習状況によって、読解力・問題解決能力について判断する。
・方法
学期末レポート50点、平常点50点

【テキスト・参考書】
読解する史料はそのつど配布する。
初回に指示する。

【その他】
・オフィス・アワー
火曜日 13時00分~14時40分 中村研究室(人文学部2号館4階)

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