中国古代中世文化論特論II
 Lecture on Chinese Ancient and Medieval Cultyre Ⅱ
 担当教員:福山 泰男(FUKUYAMA Yasuo)
 担当教員の所属:文化システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
漢末魏晋詩研究
 中国古代から中世への過渡期にあたる漢末魏晋時代の曹操や曹植、阮籍等の詩文を読む。中国古典詩の確立期となる建安文学前後を検討することによって、中国文学・文化の専門基礎能力の育成を目指す。

【授業の到達目標】
 中国古典詩文の原初的性質と生成過程、および社会的文化的位置づけを考察する。中国古典がその基盤となるアジア文化を研究・考察する専門基礎能力を習得する。

【授業概要(キーワード)】
古典詩 漢末魏晋 建安文学

【科目の位置付け】
 国際文化・アジア文化領域・特論。

【授業計画】
・授業の方法
 建安詩人や諸葛亮等の詩文を資料に用いるが、綿密な古典読解方法はこちらから教示する。
・日程
 15回の講義中、前半は三国時代の歴史背景を紹介。後半は作品に基づき考察する。

【学習の方法】
・受講のあり方
 授業中は活発に質問発言する。
・授業時間外学習へのアドバイス
 講義内容の復習を十分に行い、疑問点や発見事項について次回の授業で発言する。指定した資料・図書を読んでおく。

【成績の評価】
・基準
成績評価基準:授業中に質問を発する等の能動的受講姿勢と期末レポートの成績を評価基準とする。
・方法
成績評価の方法:平常点30点。期末レポート70点。

【テキスト・参考書】
プリント配布。

【その他】
・オフィス・アワー
月 16:20~17:50

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