中国中世文化論特別演習
 Seminar on Chinese Medieval Culture
 担当教員:西上 勝(NISHIGAMI Masaru)
 担当教員の所属:文化システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
「漢語と表現の関わりついて考える」
漢語とその関連領域で、創作に関わった表現者の社会的存在意義が、現時点ではどのように意義づけできるのかといった問題を、特定の表現者あるいは具体的作品を探究のための対象としつつ、その解明の方途を探究する。

【授業の到達目標】
漢語とその関連領域に位置する事象に関わる研究の遂行にとって、必要な文献探索能力と読解力・思考力を獲得する。

【科目の位置付け】
国際文化論分野・アジア文化領域・特別演習

【授業計画】
・授業の方法
中国文学に対する新たな視点を獲得できるようになることを目指す。具体的な検討対象は受講者と合議の上決定する。
・日程
1 問題意識のありかを明らかにする。
2 問題意識に適合する表現対象を選ぶ。
3 対象の具体相を解釈、その特徴を捉える。
4 対象の文学的意義についての批評を行う。

【学習の方法】
・受講のあり方
意見発表と質疑応答を通じて、たえず問題意識を深化させ、より一層の具体化を心がける。
・授業時間外学習へのアドバイス
計画的な意見発表と丹念な資料読解を準備する。新たに必要な調査検討の箇所を洗い出す。

【成績の評価】
・基準
研究を推進するために必要な文献探索能力と文献の内容把握力が身についたかどうかを合格の基準とする。授業へのとりくみと、期末に作成するレポートとによって評価する。
・方法
・発表及び報告50点
・期末のレポート50点

【その他】
・オフィス・アワー
月曜日12:40~14:00、西上研究室。在室時は随時。

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