東アジア近現代文化論特別演習
 The Culture of Modern East Asia(Seminar)
 担当教員:許 時嘉(HSU Shih-chia)
 担当教員の所属:文化システム専攻
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
「映像の思想②――イメージ、写真、映画の修辞学」
 本授業は、映像に関する思想論を紹介し、代表的作品の輪読と実作分析を通して広告、写真、映画の「真相」を再考する。記号論の立場から映像批評に関する体系的な知識を獲得することを目指す。

【授業の到達目標】
ドキュメンタリー映画の批評方法に関する新たな見方を獲得し、学問的に批評することができる能力を身につける。

【授業概要(キーワード)】
ロラン・バルト 記号論 映像論

【科目の位置付け】
記号論から映像批評に関連する研究遂行能力の育成を目指す。

【授業計画】
・授業の方法
 ロラン・バルトの作品を輪読し、記号学としての映像論について理解を深めることを目指す。
・日程
1. ガイダンス
2~8 ロラン・バルト『映像の修辞学』(ちくま学術文庫、1980)を輪読
9~14 課題発表(各自に映像作品を選んで分析と口頭発表を行う)
15 総括

【学習の方法】
・受講のあり方
受講者は毎回指定資料についての要約と問題提起をすることが義務付けられている。
・授業時間外学習へのアドバイス
指定の参考書と参考文献を事前に熟読すること。

【成績の評価】
・基準
資料の要点を確実に抑えられるようになったかどうか、問題提起が的を射たものとなっていたかどうかを、合格の基準とする。
・方法
口頭発表:70点、期末レポート:30点

【テキスト・参考書】
テキスト:ロラン・バルト『映像の修辞学』(ちくま学術文庫、1980)

【その他】
・オフィス・アワー
火曜14:40~17:00、許研究室。ほか、在室時は随時。
hsu@human.kj.yamagata-u.ac.jp

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