【授業の目的】
ドイツ現代文化 現代ドイツの諸問題と真摯に向き合い、その時代の特性をうかがうことができるような作家・思想家のテクストをいくつか選定し、精読する。
【授業の到達目標】
単に意味を取るだけでなく、そのテクストが基盤とする思想的背景についても考察し、自分なりの考えを持つことができるようになる。
【授業概要(キーワード)】
ナチズム、戦後処理、東西分裂
【科目の位置付け】
ドイツ現代文化に関する諸テクストを読み込みながら、自ら課題を発見・解決する能力を涵養し、修士論文への橋渡しをする。
【授業計画】
・授業の方法
テクストの精読に加えて、適宜内容についてディスカッションを行う。
・日程
使用するテクストは受講者の興味も考慮して選定するが、おおよそ以下のような日程で進めていく。 第1回~第5回 東西分裂を考えるためのテクスト 第6回~第10回 ベルリンの壁を考えるためのテクスト 第11回~15回 壁崩壊ないしは再統一を考えるためのテクスト
【学習の方法】
・受講のあり方
積極的な参加が望まれる。
・授業時間外学習へのアドバイス
該当箇所を事前に読む。
【成績の評価】
・基準
期末レポートを課し、知識の修得の度合い・理解の度合い・汎用的技能(論理的思考力、文章表現力)修得の度合い・参加の度合いのそれぞれの項目について判定し、その合計点を用いて評価する。
・方法
授業の理解度およびレポート
【テキスト・参考書】
適宜資料を配付する。 参考書は授業中に紹介する。
【その他】
・オフィス・アワー
木曜日12時~13時、渡辺将尚研究室
|