イギリス近現代文化論特別演習
 Seminar in British Cultural History
 担当教員:中村 隆(NAKAMURA Takasi)
 担当教員の所属:文化システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
ディケンズ(Charles Dickens)の『荒涼館』(Bleak House)を原語で精読し、解釈のためのディスカッションをします

【授業の到達目標】
ディケンズの英語は時にタフですが、それを読むことで、英語の読解力が向上します。
ディケンズを通して、世界文学の一端に触れることができ、英文学的な世界の特質を知ることができます。

【科目の位置付け】
ディケンズを通して、英文学とは何かという根源的な問いについて考察します。
英語の上級者向けの授業です。

【授業計画】
・授業の方法
予習を前提として、ディケンズの英語にアタックします。
・日程
第1週:オリエンテーション
第2週-第14週:『荒涼館』を一週につき、複数章読んでいきます。
①全体の要約とコメント
②特に難解な箇所の和訳
③ある特定のパッセージの音読と暗唱
この3つのことを繰り返しします。
第15週:期末筆記試験

【学習の方法】
・受講のあり方
毎回渡すプリント資料はしっかりファイリングしてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
・予習:辞書で丹念に語彙を調べるとともに、構文を読み取る。構造から意味が生じるということを忘れずに。
・復習:予習で理解できなかったことが十分な理解になるように、テクストを読み返してください。

【成績の評価】
・基準
「主体的な参加の度合い」、「知識の修得の度合い」、「理解の度合い」、「汎用的技能の修得の度合い(論理的思考力、文章表現力など)」、以上4つの項目で評価します。
・方法
積極性:30%、期末筆記試験:70%、

【テキスト・参考書】
プリント使用

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