表象文化理論特論Ⅱ
 Cultural Representation
 担当教員:大久保 清朗(OOKUBO Kiyoaki)
 担当教員の所属:文化システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
アンドレ・バザンの映画理論

【授業の到達目標】
アンドレ・バザンの映画理論を中心に、戦後の映画理論、映像理論についての知識を身につける。

【授業概要(キーワード)】
表象文化、映画、映画史、映画理論、映像

【授業計画】
・授業の方法
講義形式。
・日程
1.ガイダンス
2.アンドレ・バザンについて
3.「写真映像の存在論」
4.バザンのリアリズム論(1)
5.バザンのリアリズム論(2)
6.「映画言語の進化」
7.バザンと作家主義(1)
8.バザンと作家主義(2)
9.バザンと記号論(1)
10.バザンと記号論(2)
11.「不純な映画のために」
12.バザンによる文芸映画論(1)
13.バザンによる文芸映画論(2)
14.バザンによる文芸映画論(3)
15.まとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
バザンの映画論を精読する。日本語のテクストが中心だが、フランス語、英語のテクストも随時参照する。ノートを取り、自分なりにテクストを読みこみ調べる。また言及されている映画を見る。
・授業時間外学習へのアドバイス
バザンはもちろん、取り上げた他の映画論についても読み、自分なりにまとめること(テクストはウェブクラスにアップする予定)。

【成績の評価】
・基準
アンドレ・バザンの映画理論を中心に、戦後の映画理論、映像理論についての知識が自分のものとなり、さらに自分なりに新しい映画について適用し、論じられるかどうを見る。
・方法
授業参加度(50%)と期末レポート(50%)

【テキスト・参考書】
アンドレ・バザン『映画とは何か』全二巻、野崎歓ほか訳、岩波文庫、2015年

【その他】
・学生へのメッセージ
映画理論を知ることで映画はより深く楽しめるようになります。
・オフィス・アワー
在室時随時(要アポイントメント)

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