経済政策論特論Ⅱ
 Economic Policy 2
 担当教員:村松 怜(MURAMATSU Ryo)
 担当教員の所属:社会システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
経済政策、とりわけ財政政策、社会保障政策に関係する専門的な文献を読む中で、今日の政策論議を批判的に検討する。

【授業の到達目標】
・財政政策に関係する専門的な文献を読む基礎的な力を身につける。
・今日の政策論議を批判的に検討できるようになる。

【科目の位置付け】
経済政策に関係する「専門基礎能力」の獲得を目指す。

【授業計画】
・授業の方法
文献の輪読、参加者による報告
・日程
初回に輪読する文献を選んだ上で、以後は参加者が順番に報告を行う。

【学習の方法】
・受講のあり方
・専門的な文献を読むに際し、難しいところはより基礎的なテキストなどを参照し、理解を深める。
・授業の中では積極的に議論に参加すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
文献の読解に多くの時間を要するだろう。論文の中の参考文献やより基礎的なテキストを読むことも同時に求められる。

【成績の評価】
・基準
議論への参加、報告の内容などによって知識の修得、理解の度合い、汎用的技能(論理的思考力、文章表現力)、参加の度合いを判定し、総合的に評価する。より具体的な基準は以下のとおりである。
・経済政策、財政政策に関する基礎的な知識を身につけているか。
・専門的な文献の内容をどの程度理解できているか。
・方法
文献の理解度・報告の内容(50%)、議論への参加(50%)

【テキスト・参考書】
輪読を行う文献としては、例えば以下のようなものが候補となる。
Jon Bakija et al.(2016) How Big Should Our Government Be?, University of California Press
David Brady and Linda M. Burton(2016) The Oxford Handbook of the Social Science of Poverty, Oxford Univ Press

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