環境地理学特論II
 Environmental Geography Ⅱ
 担当教員:伊藤 晶文(ITO Akifumi)
 担当教員の所属:社会システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
《津波による地形変化と堆積物》
講義内容や文献講読および巡検を通して,自然地理学(地形学)の研究課題の一つである津波による地形変化と堆積物について学ぶ。

【授業の到達目標】
1.自然地理学(地形学)分野の研究課題を説明できる 2.津波による地形変化や堆積物について説明できる 3.討論に積極的に参加する

【科目の位置付け】
自然地理学(地形学)分野に関する「専門基礎能力」の育成を目指す。

【授業計画】
・授業の方法
授業の前半では,津波に関する基礎知識や津波による地形変化および堆積物の特徴について講義する。授業の後半では,受講者が関心を持った津波に関する研究事例について,各自の報告と討論を行うとともに,2011年東北地方太平洋沖地震津波の浸水域を対象に巡検を行う。講義形式では,板書内容,図表および写真を液晶プロジェクターにより提示する。
・日程
(以下のように進める予定だが,内容を一部変更する場合がある。)
1.ガイダンス
2.津波に関する基礎知識
3.津波による地形変化と堆積物
4.巡検
5.文献報告および討論
6.総括

【学習の方法】
・受講のあり方
巡検の日程は受講者の都合を考慮し決定するので,必ず出席すること。
文献報告の際は,文章のみでB4用紙1枚(図表等は別途用意すること)の資料を作成し,報告者各自が教員および受講者人数分を用意し,配布すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
文献報告にむけて,各種辞典を使用し,文献内容の理解を深めること。

【成績の評価】
・基準
授業・巡検・討論への積極的参加や学習意欲,授業内容および文献内容の理解度により,学修の程度を評価する。5回以上の欠席した場合は不合格とする。
・方法
平常点(30点),文献報告(20点),レポート(50点)

【テキスト・参考書】
授業で紹介する図表をまとめた資料(プリント)を配布する。
必要に応じて適宜紹介する。

【その他】
・オフィス・アワー
木曜日12:00~13:00 伊藤晶文研究室または地理情報処理資料分析室。他の日時を希望する場合は,授業終了時等に希望時間を伝えること(別途調整する)。

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