都市計画特論Ⅱ
 Urban Planning Ⅱ
 担当教員:山田 浩久(YAMADA Hirohisa)
 担当教員の所属:社会システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
《都市計画の方向性》
実態に即した効率的な成長(Smart Growth)のためには,都市機能の効率的な集約化(Smart Shrink)が必要とされる現行都市計画の理念を理解し,今後の都市計画に必要な視点を身につける。

【授業の到達目標】
コンパクトシティ政策の先進国である米国の事例を通し,圏域拡大型の成長を前提としない都市計画の特徴と問題点を理解することができる。

【授業概要(キーワード)】
Smart Growth,Smart Shrink,Regional City,コンパクトシティ

【科目の位置付け】
公共システム分野、地域政策領域,特論

【授業計画】
・授業の方法
米国での先行研究を紹介し,その内容を理解しながら,わが国諸都市への適用可能性を考える。
・日程
1.コンパクトシティ政策の日米比較
2.米国の実状
3.日本の実状
4.先行研究の紹介
5.新たな問題点
6.「まちづくり」が果たす役割
7.Regional Cityの必要性
8.まとめ

講義は上記の順で進行するが,時間的な配分は「4.先行研究の紹介」に多く充てられる。

【学習の方法】
・受講のあり方
少人数の講義なので,自分の思ったことを講義内で発言することを試みること。
・授業時間外学習へのアドバイス
指示された論文は,事前に必ず読んでおくこと。
不明な点を書きとめ,質問できる形にしておくこと。

【成績の評価】
・基準
講義内での質疑応答によって,米国での都市計画に関する理解度を評価する。レポートの内容からわが国諸都市における課題とその対応策に関する意見の論理性を評価する。
・方法
講義内での質疑応答50点,レポート50点

【テキスト・参考書】
先行研究の文献は講義内に配布する。

【その他】
・オフィス・アワー
金曜日 8:50-10:20
山田研究室(人文社会科学部3号館6階)
メールアドレスは授業内で提示する

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