【授業の目的】
国際的会計基準の設定主体である国際会計基準審議会(IASB)が公表している財務報告に関する概念的フレームワークの考察を通じて、会計基準の理論的背景を深く理解することが目的である。
【授業の到達目標】
比較会計学特論Ⅱを受講することによって、 ① 各国の会計基準を比較・分析、問題点を見出すことができる。 ② 会計ルールの理論的背景を理解し、論ずることができる。 ③ 既存の会計理論および制度の問題点を解決するための会計的思考を身につけることができる。
【授業概要(キーワード)】
財務報告、概念的フレームワーク、会計基準
【科目の位置付け】
社会システム専攻企業システム分野の企業経営領域科目
【授業計画】
・授業の方法
講義もしくは授業参加者による報告にもとづいてディスカッション
・日程
1.情報システムとしての企業会計 2.財務諸表と会計基準 3.各国の会計基準と国際会計基準 4.会計基準と概念的フレームワーク 5.会計基準の国際的統一化、など (受講者の専門領域および希望を考慮して具体的計画を決める。)
【学習の方法】
・受講のあり方
企業会計とりわけ財務会計領域における自分の問題意識を持って取り組むこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
会計と関連がある専門雑誌に掲載されている論文および諸参考文献を調べて、読んでみましょう。
【成績の評価】
・基準
会計基準およびその理論的背景についての理解度を評価する。
・方法
レジュメの校正と内容、報告、授業への参加度、レポートの完成度を総合して判断する。
【テキスト・参考書】
テキスト:未定・授業参加者と相談して決める。 参考書:会計法規集、国際財務報告基準書
【その他】
・学生へのメッセージ
指導教員と相談して履修を決めてください。
・オフィス・アワー
随時
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