【授業の目的】
今日における日本の労務管理の特質を理解するために,勤続昇給の仕組みを取り上げ,その特質や意義,理論的根拠に関する基本的な知識を売ることを目的とする。
【授業の到達目標】
1)内部労働市場の基本的仕組みを理解し,適切に説明できるようになる。 2)勤続昇給に関する理論を比較対照し,論点を剔出し,違いを適切に文章表現できるようになる。
【授業概要(キーワード)】
内部労働市場,知的熟練論
【科目の位置付け】
賃金形態を通した日本的雇用制度の研究
【授業計画】
・授業の方法
報告,討論方式
・日程
4-5月 日米の賃金制度 6月 勤続昇給の仕組み 7月 勤続昇給に関する理論研究
【学習の方法】
・受講のあり方
レジュメがテキストの要点を網羅しているか,構成にバランスが取れているか確認すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストを読んでおくことは当然として,参考文献のうちの少なくとも1つには目を通しておくこと。 期末にレポートを求めるので,毎回の質問事項や関心を惹いた点をメモしておくこと。
【成績の評価】
・基準
1)テキストを掘り下げて理解しているか,2)自分の意見を異なる意見と対照させつつ適切に表現できているか,3)自分で選んだテーマについて,関連するデータを調べ,文章で考えをまとめることができるているかをみる
・方法
レスポンスカード(40点),レポート(60点)。
【テキスト・参考書】
テキスト;小池和男『仕事の経済学(第3 版)』(東洋経済新報社,2005 年)
【その他】
・オフィス・アワー
火曜日13:00-14:40。連絡先yasuda#human.kj.yamagata-u.ac.jp(#を@に)
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