計量経済学特論II
 Lecture on Econometrics Ⅱ
 担当教員:砂田 洋志(SUNADA Hiroshi)
 担当教員の所属:社会システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
地域を計量的に分析する際に大いに役立つ空間統計学の理論を理解することが目的である。
さらに、空間統計学の理論について学んだ後、統計ソフト等を利用して、独力で空間データを計量的に分析できることも目的である。
ただし、受講生が別のテーマを希望する際には、可能な範囲でその希望を優先する。

【授業の到達目標】
第1の到達目標は、空間統計学の理論を正確に理解することである。
第2の到達目標は、理論を正確に理解した上で、空間データを計量的に分析できることである。

【授業概要(キーワード)】
空間統計学

【科目の位置付け】
企業システム・企業経営・特論

【授業計画】
・授業の方法
テキストを輪読すると共に、随時パソコン実習を行って独力でデータ分析を行なえるようにする。
・日程
1.イントロダクション
2.空間統計学とは
3.空間データの構造と操作
4.地域間の比較
5.空間データの分類と可視化
6.空間的自己相関
7.確率的地図
8.空間集積性
9.空間計量経済モデル

【学習の方法】
・受講のあり方
講義終了後、一人で計量分析を行うことを前提にして聴講してください。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストを事前に読んで、理解できない箇所を明確にしておくこと。
講義で学んだ理論を用いて、興味のある空間データを分析することが望ましい。

【成績の評価】
・基準
講義で学んだことを正確に理解しているかについて確認するとともに、どの程度、独力で空間データを分析できるようになっているかを確認する。
・方法
平常点及びレポート(場合によってはレポートに代えて試験を行う)

【テキスト・参考書】
古谷知之,2011,『Rによる空間データの統計分析』,朝倉書店.

【その他】
・学生へのメッセージ
学部レベルの計量経済学の知識があることを前提に講義を行う。
・オフィス・アワー
火曜日,12:30-14:00,砂田研究室

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