中小企業論特別演習
 Seminar on Small Business
 担当教員:吉原 元子(YOSHIWARA Motoko)
 担当教員の所属:社会システム専攻
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
《中小企業と地域再生》
中小企業は地域経済の担い手として重要な存在であるが、経済環境の変化の中で中小企業がどのような課題をもち、それをどう克服しているのかを考察し、イノベーターとしての中小企業が地域再生において果たす役割と今後の可能性について検討する。

【授業の到達目標】
1.中小企業の経営特質について記述できるようになる
2.中小企業と地域の関わりを理解し、地域再生における中小企業の役割を説明できるようになる

【授業概要(キーワード)】
中小企業 連携 イノベーション

【科目の位置付け】
企業システム分野 企業経営領域
地域や社会が抱える多様な諸問題を、中小企業論の視点から解決しようとする「専門応用能力」の育成を目指す。

【授業計画】
・授業の方法
テキストの輪読を行う。受講者はレジュメを作成して内容の報告を行い、その後議論するという流れで進める。
・日程
以下の内容を15週に分けて行う予定である。
受講者の希望を考慮して、内容を変更することもある。
1.中小企業と地域:中小企業のパラダイム転換
2.中小企業による連携組織
3.中小企業のイノベーション
4.中小企業の事業承継

【学習の方法】
・受講のあり方
テキストの内容報告とその議論によって授業が進むので、予習は必須である。
積極的に議論に参加して、分からない部分を解消していくことが望ましい。
・授業時間外学習へのアドバイス
レジュメを作成する過程では、自分でわからない部分を把握し質問できるようにしておく。
テキストに提示されている参考文献のうち少なくとも一つは目を通すとよい。

【成績の評価】
・基準
レジュメ、報告内容および議論への参加から知識の修得の度合いを評価するとともに、レポートにおける問題発見力、分析能力、文章表現力によって評価する。
・方法
レジュメおよび報告内容(40%)、議論への参加度(30%)、レポート(30%)

【テキスト・参考書】
テキスト:受講生の希望に応じて決定する。
参考書:中小企業庁『中小企業白書』『小規模企業白書』各年版

【その他】
・オフィス・アワー
木曜日 10:30~12:00
上記の時間以外でも在室時は質問などに対応する。

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