【授業の目的】
わがくにの不動産登記制度について、各種帳簿・書面などの分析を通じて、その役割を理解することがこの講義の目的となります。さらに、その問題点を指摘し、今後どのようにしていくことが良いか考えていきます。
【授業の到達目標】
取引の実態を認識することができます。さらに、これを批判的に考察し、今後どのような取引形態をとりうるかを考える能力を身につけることができます。
【授業概要(キーワード)】
不動産取引、不動産登記、司法書士、帳簿、書面
【科目の位置付け】
大学院における基礎的な知識の習得にあたります。不動産取引における専門的基礎能力の育成を目指します。
【授業計画】
・授業の方法
実際に行われている書面などを使って、その内容を参加者とともに考察し、検討していきます。
・日程
まず、不動産取引の時間的な流れを認識しながら次のような流れで見ていきます。 1)仲介契約の形態 2)売買契約書 3)登記関係書類の作成 4)登記の流れと各種書類の役割 5)登記完了時の各種帳簿の位置付け 6)各種契約と相続などの場合の書類上の違い 7)まとめと試験
【学習の方法】
・受講のあり方
諸資料はこちらで用意しますが、積極的に質問をしてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
資料の読み込みをしてください。
【成績の評価】
・基準
わが国の不動産取引について、各種書類かどのように作成され、展開していくかがわかります。不動産登記の実務的な問題について知ることができます。
・方法
各講義でのやり取りで強化しますが、まとめと試験を行います。知識を確実にしているか(50点)、問題点を指摘し自分の能力でこれに対して答えているか(50点)で評価します。
【テキスト・参考書】
特に設けません。こちらから配布します。
【その他】
・オフィス・アワー
木曜午後2時40分から4時10分
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