【授業の目的】
現代共和主義の諸問題を取り上げる。ハンナ・アレント、J.G.A.ポーコック等英米系の共和主義理論を検討しながら、現代政治の抱える問題を理解する。
【授業の到達目標】
現代共和主義理論の検討を通して、現代民主主義の抱える問題に関する洞察力を深める。
【授業概要(キーワード)】
現代共和主義理論
【科目の位置付け】
社会システム専攻国際システム分野国際関係領域の特論
【授業計画】
・授業の方法
テキストを講読する。
・日程
以下の項目について講義する。 1.ハンナ・アレントの政治理論 2.J.G.A.ポーコックと共和主義ルネサンス 3.Q.スキナーと共和主義 4.P.ペチットと共和主義
【学習の方法】
・受講のあり方
テキストを精読すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキスト及び授業中に指定する参考文献を読むこと。
【成績の評価】
・基準
レポート、議論への参加態度を通して、「主体的な参加の度合い」、「知識の修得の度合い」、「理解の度合い」、「汎用的技能の修得の度合い(論理的思考力、文章表現力など)」のそれぞれの項目について判定し、総合的に評価します。基準は次の通りです。1)共和主義理論の動向について説明することができる。2)現代日本の時事的問題について、問題点を指摘することができる。3)授業に積極的に参加し、質問に答えたり、議論に参加出来る。
・方法
レポート(70点) 平常点(30点)
【テキスト・参考書】
最初の授業時間に決定する。
【その他】
・学生へのメッセージ
テキストを丹念に読解することを先ず心がけてください。
・オフィス・アワー
火曜日10時30分~13時。北川研究室。
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