【授業の目的】
国際経済の諸現象を国際貿易理論モデルを用いて明らかにする。
【授業の到達目標】
国際貿易理論の基本モデルの構築を理解したうえで、具体的な経済現象に対応した理論モデルへの拡張と分析を行うことができるようになること。
【授業概要(キーワード)】
比較優位、ヘクシャーオリーンモデル、独占的競争モデル、戦略的貿易政策
【科目の位置付け】
国際システム・国際経済法務領域・特論.
【授業計画】
・授業の方法
演習参加者の能力を把握したうえで文献を指定する。基本的には輪読形式で進行する。
・日程
1.イントロダクション 2.リカードモデルの基礎と拡張 3.ヘクシャーオリーンモデルの基本的構造と最近の実証研究について 4.独占的競争モデルの解説とメリッツモデルへの展開 6.戦略的貿易政策の基本理論 5.寡占的一般均衡理論の基本理論
【学習の方法】
・受講のあり方
理解できなかった点については適宜教員に相談すること
・授業時間外学習へのアドバイス
初回に指定するテキストをしっかりと理解してくること
【成績の評価】
・基準
演習中の質問やレポートなどを通じて、どの程度内容を理解しているかを判断する。
・方法
レポートを課すことで評価する。
【テキスト・参考書】
Feenstra, R. (2016) Advanced International Trade: Theory and Evidence (Second Edition), Princeton University Press.
【その他】
・学生へのメッセージ
モデルを解くことだけに満足せず、常にモデルの限界と拡張可能性について意識すること。
・オフィス・アワー
火曜日の13:00-16:10, 亀井研究室 それ以外の時間帯でも研究室に在室していれば質問に応じます。
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