投映法特論
 Advanced Seminar in Projective Technique
 担当教員:永田 悠芽(NAGATA Yume)
 担当教員の所属:地域教育文化学部非常勤講師
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
精神科医療において使われることが多い、ロールシャッハ検査等の投映法の理論、実施法、スコアリング、の方法を学ぶ。

【授業の到達目標】
・ロールシャッハ検査の理論、実施法、スコアリング、解釈の基本手順について説明することができる。
・ロールシャッハ検査結果とその他の情報から、パーソナリティのアセスメントを行うことができる。

【授業概要(キーワード)】
投映法、ロールシャッハ検査、パーソナリティアセスメント

【科目の位置付け】
選択必修科目E群(臨床心理学専攻の学生に限る)

【授業計画】
・授業の方法
集中講義(30時間)によって行う。ロールシャッハ検査を実際にテスティー及びテスターとして行う。
・日程
(1)投映法とロールシャッハ検査の意義(第1回)
(2)ロールシャッハ検査の実施法(第2回~第4回)
(3)ロールシャッハ検査の反応のスコアリング(第5回~第6回)
(4)ロールシャッハ検査の解釈法(第7回~第10回)
(5)精神障害に応じたロールシャッハ検査結果の特徴(第11回~第13回)
(6)アセスメント報告書の書き方(第14回~第15回)

【学習の方法】
・受講のあり方
検査を実施の演習があるので、受講者同士連絡を取り合い、計画的に課題を行うこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
指定されたロールシャッハ検査法の文献をあらかじめ読んでおくこと
ロールシャッハ研究会などの機会を利用して、学習を積み重ねることが大切である。

【成績の評価】
・基準
アセスメントに必要な知識(50%)とスキルの修得度(50%)を総合的に評価する。
・方法
投映法検査の演習と検査レポートによって評価する。

【テキスト・参考書】
テキスト:新・心理診断法―ロールシャッハ・テストの解説と研究 片口 安史 金子書房

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