構造デザイン
 Structural Design of Architecture
 担当教員:三辻 和弥(MITSUJI Kazuya)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
建築を中心に機能としての構造と形態としてのデザインの関係について考える。

【授業の到達目標】
構造力学の基本について学習し、構造物の力の流れを説明できる。国内外の建築物を調査し、構造とデザインの関係について討議することができる。特に、構造の特徴と力の流れの関係について対比し、力学的に合理的な形態が生み出すデザインについて判断できるようになる。

【授業概要(キーワード)】
建築 構造 デザイン

【科目の位置付け】
建築関連科目

【授業計画】
・授業の方法
板書およびスライドを用いた講義形式であるが、実例紹介や演習形式を多用し、実践的な理解を図る。
・日程
第1回 ガイダンス 建築構造と力の流れ
第2回 力のつり合いと力の流れ
第3回 古代の建築構造とデザイン
第4回 中世・近世の建築構造とデザイン
第5回 橋梁のデザイン
第6回 建築構造デザイン ~近代 国外編~
第7回 建築構造デザイン ~近代 国内編~
第8回 建築構造デザイン ~現代 国外編~
第9回 建築構造デザイン ~現代 国内編~
第10回 構造と形態
第11回 ラーメン構造のデザイン
第12回 曲面構造のデザイン
第13回 木質構造のデザイン
第14回 耐震設計とデザイン
第15回 試験およびその解説

【学習の方法】
・受講のあり方
講義時の演習問題などで、その回の講義の要点を整理する。前回講義の復習を次回までにしておくとよい。
・授業時間外学習へのアドバイス
建築の構造とデザインの関係について、実際の建築物を普段からよく観察することを勧める。

【成績の評価】
・基準
構造物中の力の流れが理解できるか、簡単な構造力学の問題を解くことができるか、力学的な合理性と形態の関係について理解できるか、を基準とする。
・方法
出席状況及び演習問題の提出(40点)、期末課題の内容(60点)で評価する。

【テキスト・参考書】
毎回の講義で資料を配布する。

【その他】
・学生へのメッセージ
講義で理解できなかった点や疑問に思った点は積極的に質問するとよい。
・オフィス・アワー
随時、事前に連絡あるとよい。

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