プログラミング演習Ⅰ(情報・知能)
 Computer Programming I
 担当教員:小坂 哲夫(KOSAKA Tetsuo)
 担当教員の所属:理工学研究科
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:4単位  開講形態:演習
 開講対象:情報・エレクトロニクス学科 (情報・知能コース)  科目区分:専門教育科目・必修 
【授業の目的】
「C言語によるプログラミングの初歩」を学ぶこと.
Linuxマシンを用いて,コンピュータの基本的な操作方法ならびにC言語によるプログラミング法の初歩を習得する.プログラミングを学ぶのが初めてである者を対象として演習を行う。毎週前半に講義を受け,その内容と関連の深い課題を後半に解くことで実践する.

【授業の到達目標】
1)UNIXの基礎的な操作ができる.
2)プログラムを作成する際の考え方の基礎を身につける.
3)変数やデータ型の使い分けができる.
4) エディタやコンパイラ,リンカを利用した実行形式プログラムの作成ができる.

【授業概要(キーワード)】
C言語,プログラミング,UNIX

【科目の位置付け】
プログラミングの初歩を習得するための演習であり,プログラミング演習II以降へと続く.

【授業計画】
・授業の方法
プログラミングの経験が全くない学生を想定して演習をすすめる.
・日程
第1週 ---UNIX入門(1),第2週 ---UNIX入門(2),第3週 ---UNIX入門(3)小テスト,第4週 ---Cプログラミング入門(1),第5週 ---Cプログラミング入門(2),第6週 ---Cプログラミング入門(3)小テスト,第7週 ---制御の流れと式(1),第8週 ---制御の流れと式(2),第9週 ---制御の流れと式(3),第10週---制御の流れと式(4)小テスト,第11週---配列(1),第12週---配列(2)小テスト,第13週---関数(1),第14週---関数(2)小テスト,第15週---期末試験とまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
多くの演習問題を自ら解くことによりプログラミングの初歩を習得する.
・授業時間外学習へのアドバイス
初心者は計算機室を適宜利用し,自習すること.

【成績の評価】
・基準
到達目標に記載されている各項目の内容について理解し,またその理解に基づき,基本的なプログラムが作成できるかにより合否を判断する.
・方法
単位取得には全演習に出席し毎回の課題を提出することが必要条件である.演習の実践および課題により上記目標1)~4)が達成されたか判断するため,正当な理由なく欠席したり,課題を提出しなかったものは不合格となる.必要条件を満たした上で,さらに以下の方法で60点以上を合格とする.
演習中の課題(60点)+小テスト(20点)+期末テスト(20点)

【テキスト・参考書】
教科書: 内田智史「C言語によるプログラミング 基礎編」 システム計画研究所.このテキストは4学期開講のプログラミング演習IIでも続けて使用する.

参考書: カーニハン・リッチー「プログラミング言語C」共立出版

【その他】
・オフィス・アワー
月曜日 9:00~11:00(予定), 8-211号室

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