ユニバーサルデザイン論
 Universal Design
 担当教員:佐藤 慎也(SATO Shinya)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:建築・デザイン学科  科目区分:専門教育科目 
【授業の目的】
本講義ではユニバーサルデザインについてその起源および概念の広がりによって変革していった住環境について理解し、ノーマライゼーション、多様性への理念をデザイン手法を用いて表現できることを目的とする

【授業の到達目標】
ユニバーサルデザインの起源を理解する。ユニバーサルデザイン7原則について説明できる。住環境でのユニバーサルデザインの工夫がどのように活かされているか探索できる。ノーマライゼーションや多様性の理念をデザインとして表現できる。

【授業概要(キーワード)】
バリアフリー ノーマライゼーション 多様性 ユニバーサルデザイン7原則 住空間デザイン

【科目の位置付け】
一級・二級建築士・木造建築士受験資格、インテリアプランナー登録資格指定科目(学科 選択科目)

【授業計画】
・授業の方法
講義ならびにワークショップを用いながら機能的な理解、空間的な理解、理念、概念の広がりについて幅広く理解する。
・日程
第1回:ユニバーサルデザインとは
第2回:バリアフリーからユニバーサルデザインへ
第3回:ノーマライゼーションの考え方
第4回:ユニバーサルデザイン7原則
第5回:暮らしの中のユニバーサルデザイン
第6回:住空間におけるユニバーサルデザイン(1)
第7回:住空間におけるユニバーサルデザイン(2)
第8回:都市空間におけるユニバーサルデザイン(1)
第9回:都市空間におけるユニバーサルデザイン(2)
第10回:キャップハンディ体験
第11回:ユニバーサルデザイン手法による機能的デザイン(1)
第12回:ユニバーサルデザイン手法による機能的デザイン(2)
第13回:ユニバーサルデザイン手法による空間的デザイン(1)
第14回:ユニバーサルデザイン手法による空間的デザイン(2)
第15回:レポート発表および講評

【学習の方法】
・受講のあり方
身近な暮らしの中のユニバーサルデザインを探求し、グローバル的な理念の理解に務めること
・授業時間外学習へのアドバイス
レポート課題、デザイン課題を課すのでプレゼンテーションの仕方などの工夫を加えること

【成績の評価】
・基準
ユニバーサルデザインの起源を理解すること ユニバーサルデザイン7原則について説明できること 住環境でのユニバーサルデザインの工夫がどのように活かされているか探索できること ノーマライゼーションや多様性の理念をデザインとして表現できること
・方法
レポート課題30点 デザイン課題50点 プレゼンテーション20点

【テキスト・参考書】
参考書
ユニバーサルデザインの教科書 ユニバーサルデザインの考え方―建築・都市・プロダクトデザイン 人間工学とユニバーサルデザイン バリアフリーからユニバーサル社会へ ユニバーサルデザインの力 五感を刺激する環境デザイン―デンマークのユニバーサルデザイン事例に学ぶ The Pocket Universal Principles of Design: 150 Essential Tools for Architects, Artists, Designers, Developers, Engineers, Inventors, and Makers Residential Remodeling and Universal Design Making Homes More Comfortable and Accessible

【その他】
・学生へのメッセージ
講義で理解できなかった点や、疑問に思ったことは積極的に質問にくること。
・オフィス・アワー
質問等がある場合には、授業終了後に受付ますので、積極的に質問にくること。

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