【授業の目的】
コンピュータ・サイエンスの最先端を理解し,修得するためには,英語で書かれた文献を読み解く力が必要不可欠である.本講義では,英文法力を向上させることによって,英語の読解力・作文力の養成・強化を行う. 本講義の目的は,情報関連の技術英語に関して『読む(R)』,『書く(W)』の2つの主要能力を総合的に育成強化することである.
【授業の到達目標】
(1)英文法を用いて,英文の構文を理解できる.【知識・理解】 (2)辞書を使いながら,情報科学分野の文章をこなれた日本語に訳すことができる.【技能】
特に,(1)を達成することは単位を取得するための最低限の条件である.
【授業概要(キーワード)】
情報英語,読解,英文法
【科目の位置付け】
この授業は,論理的な思考力や記述力,発表と討議の能力及び国際的コミュニケーション能力を身につけるものである(情報・エレクトロニクス学科のカリキュラム・ポリシー).
【授業計画】
・授業の方法
毎回,数値解析手法の概論を順次取り上げる.90分間の授業時間の内,約60分間を講義に費やし,残りの約30分間で具体的な問題演習またはミニテストを行う.
・日程
第1週 英語の文献の読み方 第2ー13週 【Numerical Recipes in C】各章のIntroductionの解読 1.Solution of Linear Algebraic Equations 2.Interpolation and Extrapolation 3.Integration of Functions 4.Random Numbers 5.Sorting 第14週 ミニテストの解説 第15週 試験とまとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
WebClassからスライド・ファイルをダウンロードした後,予め,目を通しておくことを勧める.
・授業時間外学習へのアドバイス
授業後,スライド・ファイルと講義ノートを重点的に復習することによって,英文法をしっかりと身につけることを勧める.
【成績の評価】
・基準
到達目標(1),(2)の達成度を評価する.特に,英語構文を正確にとらえ,こなれた日本語に訳せることを合格の基準とする.
・方法
ミニテスト(14回の予定)の成績(50点満点)をx_m,期末試験(100点満点)x_tとするとき,Max(x_m+x_t/2, x_t)の値で成績を判定する.単位認定は60点以上とする.
【テキスト・参考書】
テキスト(ただし,購入する必要はない) W. H. Press, S. A. Teukolsky, W. T. Vetterling, and B. P. Flannery: Numerical Recipes in C: The Art of Scientific Computing (Second Edition), Cambridge University Press
【その他】
・学生へのメッセージ
(a)テキストは,http://apps.nrbook.com/c/index.htmlにアクセスして閲覧することもできるので,購入する必要は無い. (b)高校時に使った英文法の書籍を用意し,参考書として使うのが望ましい.
・オフィス・アワー
神谷研究室(8号棟3階8-315)において,金曜日午後4時ー午後5時の間に設ける.
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