工業技術概論
 Overview on technology
 担当教員:齊藤 直(SAITOH Tadashi),右田 聖(MIGITA Satoshi)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)応用生命システム工学分野
 開講学年:3年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:応用生命システム工学科  科目区分:専門科目・選択 (教職科目・必修) 
【授業の目的】
生体、生命に関わる工業技術について学び、その技術が実社会にどのような役割を果たしているのかを理解する。

【授業の到達目標】
生体、生命に関わる工業技術を理解し、説明することができる。
工業技術が社会の発展のためにどのように貢献しているか、また、今後の日本の社会で工業技術がどのような発展を遂げていくべきかについて、自らの考えを述べることができる。

【授業概要(キーワード)】
工業技術、医用工学、生物工学、生体医工学

【科目の位置付け】
この授業は、「生体,生命に対する工業技術の応用」に関して幅広く学習し、理解することを目的としており、応用生命システム工学科の学習・教育目標における<教育の目標>(1)に対応するものである。

【授業計画】
・授業の方法
講義を中心に行う。
理解を助けるために、適時小テスト等を行う。
2名の教員でそれぞれ独立なテーマについて講義を行う。
・日程
2名の教員が7週ずつ担当する。
1-7回目: 生体医工学を基に、主に生体計測装置(心電図、呼吸代謝計測システム等)に関する講義を行う。
8-14回目: 生物工学を基に、生体材料や組織工学、遺伝子工学に関する講義を行う。
15回目: 講義のまとめを行う。
1-7回目と8-14回目の講義内容は順番が逆になることがある。

【学習の方法】
・受講のあり方
科学技術が社会とどのような関わりを持っているかを意識しながら受講する。
・授業時間外学習へのアドバイス
応用生命システム工学科の必修科目を理解していることを前提とする。知識や理解が不足している場合には前もって自習しておく。

【成績の評価】
・基準
生体、生命に関わる工業技術を正しく理解し、今後の技術発展に対して考察できることを合格の基準とする。
・方法
講義内で課すレポートの点数(齊藤分50点、右田分50点)で評価する。

【テキスト・参考書】
特に指定しないが、授業の中で挙げる場合があるので、話をよく聞くようにすること。

【その他】
・学生へのメッセージ
常に社会に目を向けること。
なお、講義で理解できなかった点や、疑問に思ったことは積極的に質問にくること。
・オフィス・アワー
特に設定しない。ただし、必ず事前にアポイントを取るようにすること。

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