バイオ化学工学実験
 Applied Experiments of Biochemical Engineering
 担当教員:バイオ化学工学科担当教員(Faculty Members of the Biochemical Engineering Department)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)バイオ化学工学分野
 開講学年:3年  開講学期:後期  単位数:6単位  開講形態:実験・演習
 開講対象:バイオ化学工学科  科目区分:専門科目・必修 
【授業の目的】
卒業研究をはじめるにあたり、文献調査、予備実験を通して具体的なテーマやその現状、さらには進路について考え、卒業研究に対する理解を深める。卒業研究における具体的なテーマやその現状、さらには卒業後の進路について考えるために、与えられたテーマを自分なりに、文献調査、予備実験行うことで、「何が知られていて、何が課題で、何をめざすか?」を自分で考え、それを実行するという経験を持つ事でデザイン能力を養うことを目的としている。

【授業の到達目標】
あるテーマに沿って、指導教員との対話や研究室での生活を通して、学問を修める意味や実験研究の面白さを肌で感じ、自己の将来に対する目標設定の一助とする。
「英語の文献を読む力を身につける」
「研究動向や特許情報の調査ができるようになる」
これから研究開発に臨むにあたって「強化すべき調査技術、基礎技術・知識、チームワーク作業、機器操作を修得する」

【授業概要(キーワード)】
科学技術,先端科学技術,コミュニケーション,プレゼンテーション,化学,有機化学,無機化学,物理化学,化学工学,生物科学

【科目の位置付け】
この科目は、バイオ化学工学科の学習・教育目標 C)「問題解決能力の育成」とD)「コミュニケーション能力の育成」に主に対応する。

【授業計画】
・授業の方法
授業計画は配属先の研究室に一任されているので、各研究室の指導教員に詳しく尋ねること。
・日程
この授業に関する詳しいガイダンスを経て、各研究室に配属される。その後は、配属先研究室の授業計画に従うこと。研究室によっては、

1.基本的な専門実験技術の習得
2.文献調査の方法
3.研究に関連する情報処理
4.専門分野の論文読解力向上
5.卒業研究と連携する基礎的実験の練習
6.プレゼンテーションの体験

などが企画されている。

【学習の方法】
・受講のあり方
学習の方法は配属先の研究室に一任されているので、各研究室の指導教員に詳しく尋ねること。
・授業時間外学習へのアドバイス
各研究室の指導教員に詳しく尋ね、時間外学習の詳しいアドバイスをいただくこと。

【成績の評価】
・基準
成績評価は、各研究室の指導教員に委ねられている。配属が決まったら、各研究室の指導教員に成績評価の基準を確認すること。例えば、ある研究室では、履修態度が良好であり、以下の項目を十分に満たしていれば、おおむね良好な評価を得ることができる。
1.各専門分野に関する基礎的な実験操作を会得できることが合格の基準とします
2.英語文献の基礎的な読解力を身につけることが合格の基準となります
3.測定機器の基本的な操作法を身につけることが合格の基準となります
・方法
成績の評価は配属先の研究室に一任されている、各研究室の指導教員に詳しく尋ねること。おおむね、履修態度、技術の習得および報告書の出来具合等を総合して評価を行う場合が多い。

【テキスト・参考書】
各研究室の指導教員が指定する参考書類があるので、配属先の指導教員に尋ねること。

【その他】
・学生へのメッセージ
3年前期までに修得した授業、実験、演習の内容を前提として、より専門的な科学的考え方を学生個人が深めてもらいたい。したがって、3年生前期までの実験などの必修単位はすべて取得していること。この授業を延長する形で、4年から卒業研究に入る場合もあり得る。
研究室配属のガイダンスに必ず出席すること。研究室配属後は、研究室ごとの授業計画、実習計画に従って履修していく。
・オフィス・アワー
担当教員のオフィスアワーを参照のこと。各教員のオフィスアワーは3号館ホールの掲示板に掲示されている。

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