高分子合成化学輪講Ⅲ
 Seminar on Polymer Synthetic Chemistry III
 担当教員:機能高分子工学科担当教員
 担当教員の所属:大学院有機材料システム研究科
 開講学年:4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:高分子合成化学専修コース  科目区分:専門科目・必修 
【授業の目的】
 配属された研究室の専門分野に関連する外国語(主に英語)の学術論文を読み独解力を養うと共に、発表者と同じ気持ちになって発表の仕方を習熟する。また質疑応答などの討議に積極的に参加する習慣を身につける。
 専門分野の研究を遂行するために、関連文献を読む習慣をつけることと、より深い専門知識を修得し研究の位置づけなどを明確に出来るようにする。他の学生の発表から疑問点などを明確化し討議できることを目指す。

【授業の到達目標】
1.専門分野ならびに卒業研究に関連する英文論文等の文献の探索ならびにその内容理解ができる。
2.研究遂行のため、研究背景に関する情報収集と自身の研究の位置づけができる。
3.一研究者としての自覚をもって卒業論文執筆に取り組むための基礎を身に付けることができる。

【授業概要(キーワード)】
化学用語、高分子化学用語、学術用語

【科目の位置付け】
3年生までに修得した専門の高分子関連科目の発展科目であり、確かな基礎学力、幅広い専門知識、高度な専門知識・技術を養成する。(工学部機能高分子工学科の教育目標)

【授業計画】
・授業の方法
学術文献の選定、発表資料作成、発表、討論の要領については、配属研究室の授業形態に従う。
・日程
授業計画(日程)の設定は、配属研究室の授業方針に従うものとする。

【学習の方法】
・受講のあり方
疑問点については質疑応答し、討論することで相互理解を深める。
・授業時間外学習へのアドバイス
学術文献を読破するにはかなりの時間を要するので内容調査も含めて十分な時間を予習に当てること。輪講で紹介された文献内容が自分の研究に参考とならないか検討してみること。

【成績の評価】
・基準
下記基準と照らし合わせ、相互的に評価する。100点満点中60点で合格基準を満たす。
1.専門分野ならびに卒業研究に関連する英文論文等の文献の探索ならびにその内容理解ができる。
2.研究遂行のため、研究背景に関する情報収集と自身の研究の位置づけができる。
3.一研究者としての自覚をもって卒業論文執筆に取り組むための基礎を身に付けることができる。
・方法
各配属研究室の評価基準に従う。100点満点中、60点以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
学術文献、SciFinder、Web of Science等を活用すること。

【その他】
・学生へのメッセージ
卒業研究を遂行するにあたり、学術論文等の文献を検索し、内容を理解することは、自身の研究の位置づけを把握するとともに、意義を理解することに役立つので、なるべく多くの文献調査をしてほしい。
・オフィス・アワー
特に時間は設けないが、必要がある場合は、各配属研究室の指導教員にコンタクトをとること。

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