【授業の目的】
多様な社会のニーズに対応できる新産業と新技術を創成するため、国際的視点から最先端の科学技術を調査するため英語論文、資料を読み、 その結果を応用化学、化学工学及びバイオ工学の基礎知識と関連付け、発表し、討議し、 学術的な慣例に従う形式に則った論理的な記述力を身につけることを目的とする。
【授業の到達目標】
(1)国際的視点から最先端の科学技術に関する知識・情報を調べることができる。【技能】 (2)調査した科学技術に関する知識・情報についてプレゼンテーションし、討議できる。【態度・習慣】 (3)調査した科学技術に関する知識・情報について学術的な慣例に従う形式で報告書に、記述できる。【態度・習慣】 (4)調査した科学技術に関する知識・情報を応用化学、化学工学及びバイオ工学の基礎知識と関係付けることができる。【知識・理解】 (5)調査した科学技術に関する知識・情報を新産業と新技術の創成に応用できる。【知識・理解】
【授業概要(キーワード)】
調査、文献、特許、論文、検索、英語
【科目の位置付け】
3年後期までに開講される科目を発展させた総合的な能力を涵養する専門科目である。 卒業研究の遂行と同時に開講される。 この授業は、社最先端の科学技術と社会の状況を調査し、記述し発表する能力と討議及び国際的コミュニケーション基礎能力を身につけるものである。 (工学部バイオ・化学工学科のカリキュラム・ポリシー)。 なお、本授業は、 卒業研究と連携する。
【授業計画】
・授業の方法
4月に研究テーマ及び実施計画 を議論し、その研究テーマに沿って、その研究背景を国際的視点より調査し、発表し、討議する。 おおむね下記の日程で授業する。
・日程
第1~4週 研究テーマの背景の概要の調査 第4~19週 研究遂行に必要な詳細な情報の収集と議論 第20~30週 卒業論文を見据えたさらなる文献精読と理解
【学習の方法】
・受講のあり方
(1)調査結果を学術的な慣例に習って記述する姿勢を身につける。 (2)収集した情報の理解に必要な基礎的な知識について復習する。 (3)チームで協働し、討議し、コミュニケーション能力の向上に努める。
・授業時間外学習へのアドバイス
(1)研修会や学会などに積極的に参加し情報を収集する。 (2)平素日常から工業製品を意識し、ものづくりのための情報を収集する。
【成績の評価】
・基準
調査した科学技術に関する知識・情報についてプレゼンテーションでき、質疑応答で回答できることを合格の基準とする。
・方法
プレゼンテーション、質疑応答の様子、レポートなどで評価する。60点以上を合格とする。
【テキスト・参考書】
参考書 :山形大学基盤教育院, "スタートアップセミナー学修マニュアルなせばなる!"山形大学出版会, (2010).
【その他】
・学生へのメッセージ
個人の価値を尊重しつつ、検証可能な情報の収集と発信を通して、主体的に国際社会への参画と産業の発展に寄与する態度を養うこと。
・オフィス・アワー
質問等がある場合は、HP等で担当教員の連絡先を確認し、直接お問い合わせください。
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