卒業研究
 Graduation Study
 担当教員:物質化学工学科教員(BUSSHITSUKAGAKUKOUGAKUKAKYOUIN)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)物質化学工学分野
 開講学年:4年  開講学期:通年  単位数:10単位  開講形態:講義
 開講対象:物質科学工学科  科目区分:専門科目・必修 
【授業の目的】
科学技術に関する知識・情報を総合し、論理的な思考にもとづき、独創性のある新しいものを生み出すために、 豊かな発想力をもって、計画的に仕事を進め、他者と協力しながら、課題を解決に導く能力を身につけることを目的とする。

【授業の到達目標】
(1) 科学技術に関する知識・情報を総合して、科学的な観察や実験の結果をもとに独創性のある新しいものを生み出せる。【技能】
(2) 科学的な観察や実験の結果について、口頭および文章で述べることができる。【知識・理解】
(3) 結果に基づき論理的に思考し結論づけることができる。【知識・理解】
(4) 目的に沿った研究方法を計画し、実験を準備することができ、必要な器具や装置を操作でき、科学的な観察や測定ができる。【技能】
(5) 観察や実験の結果を分類・比較でき、解析でき、討議できる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
研究、真理、発見、工学、産業、科学技術

【科目の位置付け】
この授業は、社会の状況と将来社会の要請を的確に捉え、ものづくりの真理を探求し、社会の幸福に貢献できる新産業と新技術を創成する能力を身につけるものである。 (工学部物質化学工学科のカリキュラム・ポリシー)。 なお、本授業は、 輪講と連携する。

【授業計画】
・授業の方法
4月に 研究テーマ及び実施計画 を議論し、その研究テーマに沿って、その研究遂行に必要なスキルを学修し、実験、解析、制作などの課題に取り組む。 11月から12月を目処に、中間発表を発表し、進捗状況を共有しするとともに、質疑応答により研究計画の見直し、卒業論文の構成と執筆計画に関して議論する。 1月に研究題目を決定する。 2月に卒業論文を提出し、卒業研究発表会を行い、質疑応答を行い、卒業論文を完成する。 おおむね下記の日程で授業する。
・日程
第1~4週 研究テーマ及び実施計画に関する議論
第4~19週 研究遂行に必要なスキルを学修し、実験、解析、制作
第20週頃 中間発表会
第21~29週 卒業論文の構成と執筆計画に関する議論
第29週頃 研究題目を決定
第30週頃 卒業研究発表会・卒業論文提出

【学習の方法】
・受講のあり方
(1)整理整頓清掃点検を心がけ、試薬の適切な廃棄等管理を行い、安全かつ環境に研究環境を維持する。
(2)研究テーマにふさわしい服装を用意し、安全第一、法令順守で研究を遂行する。
(3)チームで協働し、討議し、真理の探求を行う。
・授業時間外学習へのアドバイス
(1)研修会や学会などに積極的に参加し研鑽を積む。
(2)平素日常から工業製品を意識し、ものづくりのための視点を涵養する。

【成績の評価】
・基準
実験で得られた結果に基づいて論理的に考察し,論述できることが合格の基準である。
・方法
発表、論文、平常の成績によって成績を評価する。60点以上を合格とする。 研究不正(捏造、改竄、盗用)が発覚した場合、評点は0点とする。

【テキスト・参考書】
参考書 :山形大学基盤教育院, ""スタートアップセミナー学修マニュアルなせばなる!""山形大学出版会, (2010).

【その他】
・学生へのメッセージ
創造性を培い、幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養うこと。
・オフィス・アワー
質問等がある場合は、HP等で担当教員の連絡先を確認し、直接お問い合わせください。

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