【授業の目的】
情報科学の最前線で活躍する技術者・研究者の講義を聴くことにより、最先端の技術動向や研究内容に触れる。 情報科学のトピックスを選んでの授業である。年毎に非常勤講師を交代し、広範囲な情報科学を学べるように配慮されている。
【授業の到達目標】
情報科学分野の技術は多岐にわたり、その進化もめざましい。この分野の専門家からトピックスを聴取し、世の中の流れを理解することも高学年の学生にとっては必要である。この講義によって以下を身につけることを目標とする。 ・自身の進路決定について方針をたてることができる。 ・情報科学をより身近なものとして認識し、職業観を身につける。
【授業概要(キーワード)】
情報科学の新展開、応用技術、トピックス
【科目の位置付け】
情報科学科の学習教育目標(D)-8に対応し、人間の活動に関する多面的な思考力と地球的視点を養う科目である。
【授業計画】
・授業の方法
非常勤講師6人により各人各様のスタイルで集中講義を実施するものである。
・日程
1人あたり2.5回分の講義を、非常勤講師6人が以下の日程で実施する. 5/10 (金) 高枝 佳男(株式会社 toor・代表取締役)「ビッグデータ解析入門」 5/24 (金) 時弘 哲治(東京大学大学院数理科学研究・教授)「生命動態の数理」 5/31 (金) 若山 俊輔(永島国際特許事務所・弁理士)「知的財産概論」 6/21 (金) 多田隈建二郎(東北大学大学院情報科学研究科・准教授)「ロボットの開発と応用」 6/28 (金) 伊東 拓 (日本大学生産工学部・講師)「魔球が潜むシミュレーション」 7/25 (金) 中田 典生(東京慈恵会医科大学放射線医学 講座・准教授)「AI医用画像診断」
【学習の方法】
・受講のあり方
私語、喫煙、そのほか、他の受講生に迷惑となる行為を行った場合は、受講を遠慮して頂く。非常勤講師の先生方は学外からお招きすることになるので、失礼のない態度で接するべきである。
・授業時間外学習へのアドバイス
特に指定がない限り、予習の必要はない。 毎回受講後に講義ノートや配付資料を熟読し、重要な事項についてインターネット等で調べるなど、講義内容の理解を深めること。
【成績の評価】
・基準
6人の非常勤講師へのレポートの完成度などを評価する。即ち、理解の的確性、表現の正確さ等を総合的に評価する。
・方法
6回のレポートの平均点を100点満点で評価する。単位認定は60点以上とする。
【テキスト・参考書】
テキスト等は使用しないが、参考となる資料などを配布する予定である。
【その他】
・学生へのメッセージ
さまざまな分野の内容の学習ができる貴重な機会である。積極的な態度で講義に臨むこと。
・オフィス・アワー
評価とりまとめは情報科学専攻大学院担任が行うので、担当者のオフィスアワーを参照して下さい。
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